ロード・オブ・ザ・リングス オンライン/登場人物†
- ロード・オブ・ザ・リングス オンライン/登場人物
- 概要
- Volume I. Shadows of Angmar(第一部 アングマールの影)
- Volume II. Mines of Moria(第二部 モリアの坑道)
- Volume III. Allies of the King(第三部 王の盟友)
- Volume IV. The Strength of Sauron(第四部 サウロンの力)
- Volume V. The Peace of Middle-earth(第五部 中つ国の平和)
- The Black Book of Mordor(モルドールの黒の書)
- The Legacy of Durin and the Trials of the Dwarves(ドゥリンの遺産とドワーフの試練)
- The Song of Waves and Wind (波と風の歌)
- その他
- コメント
概要†
『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』の物語の登場人物の一覧。
ゲーム中では多くの人物が登場するが、オンラインゲームの性質上、その数は膨大で、さらにその大半は一度きりしか登場しないため、以下の条件を一つ以上満たす人物のみを載せる。
- 原作のあらすじに沿う形で進行するエピック・クエストに関与する人物
- 原作の登場人物やあらすじ、重要原作な場所に密接な関連性(血縁や主従、敵対関係)のある人物
- ゲームの世界を補完する重要性のある人物
- 複数のクエストに跨がって長期間登場する人物
また、原作の登場人物に関する独自の設定は可能な限り当該記事に記述する。
Volume I. Shadows of Angmar(第一部 アングマールの影)†
自由の民†
- アトリ・スパイダーベイン(Atli Spider-bane)
- 蜘蛛の災い(Spider-bane)の二つ名の通り、蜘蛛退治を生業とするドワーフ。アーチェト村で冒険者と初めて出会ったときは負傷しており、付近の蜘蛛退治を冒険者に依頼してくる。
その後、The Black Book of Mordorで冒険者と再会。モルドール、イムラド・モルグルの蜘蛛退治を行っている。またサムワイズに撃退されて行方を消したシーロブ追跡にも、ケレボルンやレゴラス、マブルングらと共に参加している。 - サラ・オークハート(Sara Oakheart)
- エリアドール各地に出没する謎の老婆。物語の鍵を握る人物。
エレギオンのエルフ†
- ライルダン(Laerdan)
- ゴロディア、ロルニエル父子の友人のエルフ。娘のナルメレスはエレギオンの細工師。
- Bregoleth
- 避け谷の女戦士。エレギオンの陥落について知る人物の一人。
野伏†
- ゴロディア(Golodir)
- ドゥーネダインの年老いた野伏で、アングマール探索に向かった野伏の統率者。カルン・ドゥームに捕らえられ、モルディリスによってパランティールを強引に見せられたことにより衰弱していたが救出される。だが目の前で娘のロルニエルがモルディリスによって殺される。ゴロディアは娘を失った悲しみに囚われていたが、エルロンドによって祝福され“ドゥナシャール”という名を与えられた、かつて自分が使っていた剣などを渡されて、モルディリスを倒す。
Volume IIIでは、モルドールの手先Erebúnの罠により、怒りと悲しみのため分別を失っていたが、冒険者たちの手によって自分を取り戻す。それから灰色の一行に参加し、ペレンノール野の合戦で戦死した。 - ロルニエル(Lorniel)
- ゴロディアの娘。アングマールの地にて、敵に捕らえられていた父の代わりに、この地の隠れ家にてアングマールに抵抗する者を束ねていた。後にゴロディアを救出するための戦いで死亡する。
- コルニア(Corunir)
- ゴロディアの部下のひとりだったが、アングマールでゴロディアとはぐれ、友好的な山岳人の集落に留まっていた。冒険者にゴロディアが向かった先のことなどについて話す。
Volume IIIでは、敵の罠にはまってしまい恥じ入っていたゴロディアを説得し、共に灰色の一行に参加。その後の戦いにも生き残り、エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式にも参列している。 - ミンハム(Mincham)
- 北連丘にてフォルンオストを監視している野伏。ミンハムが野伏の任にあたっているときにオークに襲われて妻子を失い、そのことに後悔しつつも野伏の任を続けていた。暗黒語を理解でき、度々その知識を仲間のために役立てている。
Volume IIIでは灰色の一行に参加。その後の戦いにも生き残り、エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式にも参列。 - カレングラド(Calenglad)
- かつてアラゴルンと共に夕おぼろを訪れた野伏。アラゴルンが新たなる旅に出てもカレングラドは夕おぼろと、夕おぼろの青の奥方グウィンデス(Gwindeth)に魅せられて残り、この地の野伏の統率者となった。
Volume IIIでは、アラゴルンが王位を取り戻した後に夕おぼろに戻ってくるとグウィンデスに約束して灰色の一行に参加するが、黒門の戦いで戦死、約束が果たされることはなかった。 - ロスランディア(Lothrandir)
- フォロヒェルの地を守る野伏。エルロンドによると、フォロヒェルだけではなく南方の広い範囲も旅していたという。そのためエルロンドに推挙され、Volume IIIでは灰色の一行に参加。しかし冒険者がアイゼンガルドに囚われたとき、共に囚われてしまう。冒険者がアイゼンガルドを脱走しても、冒険者と引き離されオルサンクの中に幽閉されていると思われたロスランディアまで助けることはできなかった。アイゼンガルド陥落後に他の野伏によって捜索されて救出され皆と合流し旅を続行。その後の戦いに生き残り、エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式にも参列。
- ハルロス(Halros)
- ホビット庄を守る野伏。エルロンドに推挙され、Volume IIIでは灰色の一行に勧誘されるが、ハルロスはホビット庄の安全を心配しており、行くべきか留まるべきか冒険者に意見を求め、その後の展開でストーリーが変わる。灰色の一行に参加した場合、最終的にはペレンノール野の合戦でホルンを守って討ち死にする。
アングマール†
『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』ではアングマールは健在であり、エリアドールの脅威となっている。
- モルディリス/ゴスモグ
- アングマールの執政。詳細はモルディリスを参照。
- アマルシエル/ナルメレス
- アングマールの代弁者。詳細はアマルシエルを参照。
- モルドランボール
- アマルシエルの部下である黒きヌーメノーレアン。ナルクイルを求め、冒険者と度々対立する。第一部終盤でアマルシエルを裏切り、アングマールの代弁者を襲名するが、自我を取り戻したナルメレスにより倒される。
- アヴェイア(Avair)
- 山岳人の女戦士。アングマールに味方する部族Trév Duvárdainの戦士だったが、部族Trév Gállorgの代表者(Násan)との決闘に敗れて名前を剥奪された上で追放される。その後は名無しを意味するガン・アイン(Gun Ain)の名で度々現れ、冒険者と対峙する。第三部ではサルマンの手下となっている。
Volume II. Mines of Moria(第二部 モリアの坑道)†
Iron Garrison†
モリアに入植すべくはなれ山よりやってきたドワーフの遠征隊。
Allegiances Quest(Durin's Folk)にてVolume IIの後の運命が描かれる。
- ボーシ(Bósi)
- ソーリン二世やビルボ・バギンズと共にはなれ山へ遠征したビーフールの息子
- ボーリ(Bori)
- Bósiの息子
- ブログール(Brogur)
- ビーフールの従兄弟ボーフールの息子。
- ブローイン(Bróin)
- Brogurの息子。
ロスローリエンのエルフたち†
- レングランメル(Lenglammel)
- モリアの最深部を探索するためにハルディルと共に派遣されたエルフの女性。冒険者に対する案内役。
- Hidden Guard[#HiddenGuard]
- ケレボルン、ガラドリエルの命令により、捕虜となったマゾグを秘かにドル・グルドゥルまで連行する任務を負ったロスローリエンのエルフの一団。
- アチャドール(Achardor)
- Hidden Guardの戦闘要員。兄弟をオークによって殺害されており、復讐に燃えている。
- シギレス(Sigileth)
- Hidden Guardの戦闘要員。名前はシンダリンで脇差し持つ女(Dagger-woman)を意味する。国境を守る警備隊の一員。
- クーセロン(Cúcheron)
- Hidden Guardの戦闘要員。名前はシンダリンで弓名人(Bow Master)を意味する。国境を守る警備隊の一員。
- ラディル(Raddir)
- Hidden Guardの案内役。かつてはガンダルフと共にドル・グルドゥルに潜入したこともあった。
- イスリエル(Issuriel)
- Hidden Guardの相談役。他のメンバーと違い戦闘が不得手で、知識により一団に貢献する。
敵勢力†
- マゾグ
- モリアのオークの首領。スロール王を殺したアゾグの孫。
- ゴロスル(Gorothúl)
- マゾグと同盟を組む、ドル・グルドゥルの妖術師。
- グワスノール(Gwathnor)
- モリア最深部に潜むバルログの近縁種の悪霊。
Volume III. Allies of the King(第三部 王の盟友)†
- ノナ(Nona)
- 褐色国人の女戦士。牡牛族の族長スヴルク(Suvulch)の娘。兄のワドゥ(Wadu)をサルマンに味方する部族に殺されており、仇討ちのために灰色の一行に協力する。その後はローハンで度々プレイヤーと再会し、プレイヤーの旅に同行するホルンと民族の対立を越えて関係を深める。
- リーウ・ブレニン(Lheu Brenin)
- 鷹族(Falcon-Clan)の族長。当初は灰色の一行に協力していたが、サルマンを恐れてアイゼンガルドに寝返る。
- コルダン(Corudan)
- ロスローリエンのエルフでSigilethの兄。通称は川辺の散策者(River-Walker)。Nonaの治療に訪れたプレイヤーと出会い、指輪の仲間を追う冒険者の旅に同行、ローハンでの戦いに参加する。角笛城の合戦の直前に偵察に出たまま行方不明となるが、指輪戦争の終結後にオークの毒矢を受けて負傷し、アンファラスのエントLeafshadeに救われていた事が判明する。治療を受けた後は森を焼き払おうとしたNakási Wave-reaper率いる海賊の人質となり共に南方へ向かったという。
- イングベルド(Ingberd)
- ホルンの父。エント川流域一帯の領主(Thane)
- インギス(Ingyth)
- ホルンの妹。セーオドレドの婚約者。
Volume IV. The Strength of Sauron(第四部 サウロンの力)†
- バラコール(Barakhor)
- ウンバールの海賊を束ねる首領。カスタミルの相続人を自称し、ゴンドールの沿岸地域を手中に収める野望を抱く。アドゥーナイクで夜の宝石(the Night-jewel)を意味するヌールジミール(Nûluzimir)を旗艦にしている。
- コール=ブリ=ガーン(Khôr-buri-Ghân)
- ドルーアダンの森に住む野人で大首長ガーン=ブリ=ガーンの次男。
- 流れ御星(Roamingstar)
- ギルラエン川の乙女。同地で行方を絶ったエルフの姫君の命運について知る。
Volume V. The Peace of Middle-earth(第五部 中つ国の平和)†
The Black Book of Mordor(モルドールの黒の書)†
モルドールの探索者†
- ハルサリン(Harthalín)
- 上のエルフの女性。冒険者に協力するモルドールの探索者の一人。冒険者が上のエルフの場合、共に最後の同盟を戦った旧友という設定になる。
- 狡猾なるアヨルツェン(Ayorzén the Wily)
- 指輪戦争でクンドラール人を率いていた東夷の戦士。強力な指揮官だったが、ペレンノール野での敗戦で求心力を失い、仲間の裏切りでドゥルサングに投獄された。冒険者に解放されてからはモルドール内部の実態について情報を提供する引き替えにゴンドールの庇護を受ける。
寛大なるアヨルツェン(Ayorzén the Generous)、不本意なるアヨルツェン(Ayorzén the Unwilling)、改心せしアヨルツェン(Ayorzén the Changed)など、自身の置かれた状況や心情によって自称する二つ名を変える。 - アンノス(Annoth)
- イシリアンの野伏。ドゥアサングの砦に駐留していた兵士の子孫。先祖の無念を晴らす事を念願にしている。
- コヴァディル(Covadil)
- ミナス・ティリスの伝承の家に所属する女性研究家。モルドールの内情やそこで見出された遺物の扱いについて冒険者に助言を与える。
モルドールの残党†
The Black Book of Mordorは一つの指輪の破壊の後、サウロンとナズグルが滅亡した後の物語であるが、一つの指輪破壊による滅亡を免れた者がモルドールに留まり続け、依然として中つ国の脅威となっている。
- グーズユル(Gúrzyul)
- 暗黒語で「不死」の意味。第二紀後期にサウロンに忠誠を誓った黒きヌーメノーレアン。サウロンによりGulthaukというモルグルの刃により血を流したことで、不老の力を得た。彼らは不老の力を得た後に現在の名前を得たが、それ以前の名前を忘れてしまっている。
- ドゥルガベース/黒き言の葉(Dulgabêth the Black Word)
- サウロンの口を参照。
- カラズガール/流血の戦士(Karazgar the Weeping Warrior)
- Bugdatishなる遺物を探すため、灰色山脈で活動している。しかし実際は灰色山脈の龍を扇動し、エレボールなどに龍を襲撃させている。かつて七つの指輪を飲み込んだ龍を捕獲し、バラド=ドゥールに幽閉したとされる。またフラムの悲劇も彼の策略であったとされている。
- ウグルコール(Ugrukhôr, Captain of the Pit)
- ゴンドールによりモルドールに建設されたThandrim砦を奪い、ドゥルサングと改名したとされる。以後ドゥルサングに留まり、ウドゥーンを統治している。ナズグルに代わりミナス・モルグルを支配したモルディリスを襲撃したが、相討ちとなった。
- ウルダニ/石の乙女(Urudanî Stonemaiden)
- かつてはゴルゴロス高原のTalath ÚruiにNargroth砦を建設していたが、その過程でBorangos the Horrorという悪魔を呼び覚ましてしまう。Borangos the Horrorにより全身を焼かれた末、彼女は全身が燃え盛る幽鬼となり、以後は彼に仕えている。
- Lhaereth the Stained
- モルドールの吸血蝙蝠の女王。Lady of Blightとも呼ばれる。サウロンの最も古く、忠実な部下であったとされる。東夷にはSweet Laraとして恐れられていた。悪疫の開発者とされる。サウロン滅亡後、第二の悪疫を起こすべく暗躍する。
- Borangos the Horror
- Urudanî Stonemaidenによって呼び覚まされた悪魔。ナズグルと交渉し、Nargroth砦の所有権を認められる代わりにサウロンの配下となることとなった。
エレボール、くろがね連山†
- オーシ(Authi)
- エレボールの細工師。フーニ(Fúni Gem-cutter)とその妻アンマ(Amma)の息子。兄弟にグラファール(GráfarSplitstone)とフーシ(Fúsi Gem-cutter)がいる。一家は宝石の加工業を営む一族で、自身の通称も宝珠切り(Gem-Cutter)という。湖の町で冒険者と出会い、エレボールに誘う。
- キール(Khîl)
- 東方に住む氏族Zhélruka(おそらく鉄拳族)のドワーフ。物語の紡ぎ手(the Tale-spinner)という通称の通り、多くの物語を語り聞かせる伝承家だが、その内容には誇張が多く、長鬚族からの信用は薄い。冒険者と共にくろがね連山の生家に帰宅した際、隠し部屋に安置されたモルドール製の書物を発見し、それが後に重大な役割を果たす。
- ナーイン三世(Náin)
- くろがね連山の領主。長髭族の王ダーイン二世の弟でソーリン三世の叔父にあたる。兄がエレボールの王位を継承した際にくろがね連山の領地を引き継いだ。絶えず戦いを渇望しているため、充たされぬ者(the Slakeless)の異名を持つ。
冒険者やドゥリン王子(ドゥリン七世)と共に戦って凍心竜フリーミル(Hrímil Frost-heart)を討ち取るが、自らも斃れた*1。 - Bótuz Frostblood
- 灰色山脈への遠征部隊を率いるZhélrukaのドワーフ。
過去の人物†
- ヴォーイン(Voin)
- キールの五代前の祖父。彼の記した書物がストーリーの根幹を成す最重要アイテムとなる。
- マゴルディル(Magoldir)
- ヴォ―インの手記に度々登場するエルフの戦士。モルドールとゴンドールの隠された歴史について知る重要人物。
- ヒュネリック(Huneric)
- 第二紀の北国人の部族Thíudaの首長。最後の同盟の戦いに一族を率いて参戦していた。
- トゥーカ(Tûka)
- ホビットの祖先ホル=ブドラン(Hól-Budlan)の女首長。最後の同盟の戦いに一族を率いて参戦する。
- リオク王(King Rioc)
- 白の山脈に住む民の王。ゴンドールの建国当初、イシルドゥルと同盟を結んだが後にとある理由からそれを破棄し、最後の同盟への協力を拒んだ。その報いとして自身の民諸共現生に縛られた死霊と化した。
The Legacy of Durin and the Trials of the Dwarves(ドゥリンの遺産とドワーフの試練)†
The Song of Waves and Wind (波と風の歌)†
ゴンドールの領主と住民†
指輪戦争で戦死した領主たちはその親族が引き継いでいる。しかし、領民たちの一部は新たな王に対して懐疑的な考えを抱いている他、ウンバールを掌握するカスタミルの相続人を支持する者もいる。
- ヴァンヤロス(Vanyalos)
- ロースサルナッハの領主フォルロングの妻でデネソールの姉。
- シルゴン
- レベンニンの領主。指輪戦争中、ハラドリムの捕虜となった経緯から自身の身の衰えを感じ、領主の地位を息子に譲ろうとする。若い頃から冒険への憧憬を抱いており、後にウンバールに向かう冒険者の旅に同行する。
- ナウリエル
- ピンナス・ゲリンの女領主。夫は黒根谷の領主ドゥインヒルの弟のカランドリオン。ペレンノール野の合戦で戦死した父ヒルルインの後を引き継いでおり、領地を守る騎士たちの長でもある。息子が海賊に囚われた事を知ると、領地を夫に任せて冒険者に同行する。
- ソロンギル
- ヒルルインの孫でナウリエルの娘。海賊を討伐した勇将の名前にちなんで、戦友であった祖父が名付けた。海賊の襲撃によって拉致され、冒険者は救出のためにウンバールへ向かう事になる。
- カエバール(Caebar)
- ミナス・ティリスで王に仕える書記官。エレッサール王の領内巡行に付き従い、しばしば冒険者に協力する。後に王の命令でウンバールに向かう冒険者の旅に同行する。
- ハーミサール(Hámisar)
- 東方の氏族テマミールのドワーフ。白の山脈に築かれた要塞フルクザハールの主。麓の住民の復興作業に配下を派遣するなどゴンドールに友好的な姿勢を取るものの、その裏ではウンバールからの働きかけも受けている。
海賊†
- ジャジャックス(Jajax)
- 西ゴンドール地域に出没する海賊の頭。仲間であったへビル(Hebil)の裏切りに遭い配下を失った事からゴンドールに寝返り、掃討に協力する。その後もゴンドール領内に留まっており、ドル・アムロスで再会した冒険者にウンバールについての情報を提供する。
- ダクサマット(Daxamat)
- ジャジャックスの兄弟の海賊。バラコールの手下の一人だったが、その残忍さに恐れをなして逃亡した。後にウンバールへ向かう冒険者一行の案内人として同行する。
- 硬貨血盟(Kindred of the Coins)
- 指輪戦争終結後にウンバールの実権を掌握した七人の有力者で構成される連合組織。ゴンドールとは敵対する姿勢を見せるが、冥王の同盟者でもない独自の勢力として拡大を図る。
- ベレンドール
- Kindred of the Coinsの構成員。ソロンギルによる海賊征伐後にウンバールの総督として統治にあたったが、後にデネソールに裏切りを疑われ、シルゴンによる討伐を受けた。長年、死んだと思われていたが連盟の構成員となっていた事が判明する。
- コルテク(Khôltekh)
- 七人衆の一人のドワーフ。。ゴンドール領内の同族と接触を図るなど、各地で暗躍する。
- ナカーシ(Nakási Wave-reaper)
- 波間の死神(Wave-reaper)の異名を持つウンバールの海賊の一人。バラコールに腕を切り落とされた恨みから裏切って艦隊を離反した。夫のトゥムルド(Tumúldo Fierce-water)をゴンドール人に殺され、復讐心を抱いている。
その他†
竜†
- トログ(Thorog the Mighty)
- Volume Iに登場する。詳細はトログを参照。
- ブレグモル(Bregmor)
- Volume Iに名前のみ登場。フォロヒェルに住まう竜だったが、ナルクイルを鍛える炉のふいごの材料として龍の皮が必要であったため、モルドランボールにより殺された。
- 赤竜ドライゴフ(Draigoch the Red)
- エネドワイス東部の山中に住まう火竜。
褐色国人 のDraig-lûth族を支配し、無数の金品を住居に蓄えている。 - 冬精竜ヴェスーグ(Vethúg Wintermind)
- The Black Book of Mordorに登場する。ダーイン一世らを殺した冷血竜。Hrímil Frost-heartの子。Karazgarと行動を共にする。
- 凍心竜フリーミル(Hrímil Frost-heart)
- 七つの指輪の一つであるティンヤ(Tínya)を飲み込んだとされる冷血竜。ティンヤをサウロンの元に戻すべく、Karazgarによりバラド=ドゥールに幽閉されたが、指輪を吐き出すことはなかった。サウロンの消滅によりバラド=ドゥールが破壊されたことで脱走し、ヒースのかれ野に潜む。The Legacy of Durin and the Trials of the Dwarvesにも登場し、グンダバドの真の支配者であることが明かされた。
グンダバドでの戦いにおいて、Mótsogの攻撃を受け負傷して退散。その後グンダバドの奥深くで傷を休めていたが、冒険者とドゥリン王子(ドゥリン七世)、ナーイン三世(Náin the Slakeless)によって倒される*2。
エリアドール†
- ナルヘル(Naruhel)
- ゴールドベリの姉妹。泉の貴婦人(Lady of the Fountain)とも呼ばれる。アングマールとアルセダインの戦争で自身の管理するAgamaurの地が汚染されたことによって自身も堕落した悪霊と化した。トム・ボンバディルはEmelin, Dannasen,Nevenという三人のアルセダインの騎士に彼女を元に戻すか、それができなければ倒して貰うように頼んだが、いずれも失敗して悪霊化している。
- グラスリーレル(Glathlírel)
- ロスロリアンのエルフ。かつてバルログの生き残りであるサウアラックを魔法使いと共に封印し、依頼それが解かれないように監視し続けてきた。
野伏†
- ネスロー(Nethraw)
- 伝承の大家。アングマールでアルノール時代の遺跡を調査している。後に灰色の一行に参加する
- ガラセブディル(Galasebdir)
- 治癒師。後に灰色の一行に参加する
アングマール†
- クラッノグ(Crannog)
- アングマールに敵対する山岳人の部族トレヴ・ガルロルグ(Trév Gállorg)の首長。
褐色人の国およびエネドワイス†
- 狩人(The Huntsman)
- 褐色人の国にあるMournshawsに出没する精霊で一帯に生息する鳥獣の主。オロメに仕えるマイアールと思われる。褐色人の言葉で狩人の王(Hunter King)を意味するリー・ヘルヴァルハ(Rhi Helvarch)の名でも呼ばれている。
ローハン†
- Crúmgam
- ローハンに侵攻するモルドール軍を指揮するアングマリム。東エムネトの一部の騎士を寝返らせ、太守のダグレドを含む要人を多数死に追いやるが、冒険者らの働きで侵攻は阻止される。ペレンノールの戦いにも参加し、ファストレドを殺害するが自身も冒険者に倒される。
- エルフマル(Elfmar)
- ローハンの第一軍団長、エルフヘルムの息子。エオメルの戦友(shield-brother)でもある。
- エルフラド(Elflád)
- エルフヘルムの娘でエルフマルの妹。ファストレドの妻
:イングマール(Ingmar) イングベルトの息子でホルンの兄 - ゴーダ(Góda)
- ingbertの母でホルンらの祖母
- ギーシル(Gísil)
- ファストレドの叔父
- ブリアント(Briant)
- ヘルブランドの母、ヘレモンドの妻
- エルギス(Elgyth)
- グリムボルドの母
- ヒルディス(Hildith)
- グリムボルドの妻
- ウィンシグ(Winsig)
- walstowの若き女領主。デオルウィネの恋人
ゴンドール†
- ロズフィン(Rosfin)
- ドゥインヒィルの妻で、ドゥイリン、デルフィンの母
- マルセッラム(Malthellam)
- 黒根谷の摂政
- ボルハドール(borhador)
- デアヴォリンの父でリングロ谷の領主
- アルヴァエソール(Arvaethor)
- デアヴォリンの弟
- Drambor)
- アングボールの息子
- Azruthor,Azgarzôr.Dolgimil
- 海賊の艦隊を率いる三人の首領たち。バラコールの兄弟でカスタタミアの子孫を称する。
コメント†
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