The Hunt for Gollum†
概要†
カテゴリー | 映像化作品等 |
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解説†
『指輪物語』の、エルロンドの会議でアラゴルン二世とガンダルフが語った、ゴクリ(ゴラム)追跡の話を原作として、Chris Bouchard監督によって制作され、Tolkien Enterprises黙認の元、2009年に非営利公開された短編映画。
アラゴルンと、彼の仲間の野伏によるゴクリ捜索、オークおよび指輪の幽鬼とのゴクリ争奪戦、闇の森へのゴクリ連行などが描かれており、YouTubeで無償公開された。
この映画は3000ポンド未満の予算で、160人のボランティアスタッフが参加してイギリスにて制作・撮影され、ロンドンSF映画祭などでも公開された*1。ビジュアルは映画『ロード・オブ・ザ・リング』が意識して制作されている。
低予算にもかかわらずレベルの高い特殊効果などにより評価は高く、バルティコン映画祭にて最優秀実写賞を獲得している。
同様に作られた非営利映画として『Born of Hope』がある。
ピーター・ジャクソン、ワーナーの新作映画発表とそれに伴うトラブル†
2024年5月、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』を制作したピーター・ジャクソン、フランシス・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンとワーナー・ブラザース(ニュー・ライン・シネマを買収している)の製作、アンディ・サーキス監督・主演による、新しい『指輪物語』を原作とした実写映画が2026年に公開予定と発表され、その仮タイトルが『Lord of the Rings: The Hunt for Gollum』とされた*2*3。それにあわせて、YouTubeで無料公開されていた本項目の短編映画オリジナルが、ワーナーからの著作権侵害申し立てにより公開停止され、トールキンファンからワーナーに対して多数の抗議の声が上がった*4*5。その結果動画は復活している(2024年5月11日時点)。
本編†
外部リンク†
コメント†
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