オロカルニ

概要

カテゴリー地名
スペルOrocarni
その他の呼び名東の山脈(Mountains of the East)

解説

クウェンヤで「赤の山脈(Red Mountains)」の意。中つ国の東の奥地にある山脈。この山脈の西にクイヴィエーネンがあった。
物語の舞台となる中つ国北西部から遠く離れているため、地図上に存在が記されている事以外、トールキンによる詳しい情報はほとんど無い。

Iron Crown Enterprisesによる設定

シンダリンでエレド・ケレン(Ered Ceren)とも呼ばれる。ドワーフ七氏族を構成するドルインの一族とバルインの一族の本拠地。
山脈の東側は遠リューンであり、第二位のナズグールであるハムールが王だった国ウォマワス・ドラスや、第三位のナズグールであるドワルの出身地ワウの島と彼の征服した国ロカス=ドラスがある。

画像

Orocarni.jpg

ゲーム『シャドウ・オブ・モルドール』における設定

ドワーフの狩人トルビンとその兄ゴルビンの出身地として言及されている。

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • ヒマラヤ山脈!? -- ホビット 2008-09-28 (日) 14:38:36
  • エルダールと殆ど無縁の土地なのにシンダール語ではなくクウェンヤの名前が付けられてるのが不思議。 -- 2019-07-09 (火) 20:13:42
    • シンダール語はクウェンヤから派生した言語なのですよ。もともと全てのエルフはクウェンヤ(の祖語)を話していたのです。この山脈にクウェンヤの名があるのは、おそらくエルダールの伝承でずっと存在が伝えられていたのでしょう。 -- 2019-07-10 (水) 17:55:55
      • なるほどね〜。 -- 2021-10-08 (金) 19:56:32
  • この山脈の東側なら、サウロンの息が掛かってない自由の民の避難場所が指輪戦争時点でも残ってる可能性も -- 2021-08-03 (火) 01:25:24
  • ナズグルの出身地があるのできついかも。 -- 2021-08-03 (火) 08:34:29
  • リューンの項でも書いたけど、これがヒマラヤやウラル山脈の原型なら、地図上でオロカルニの東側にある土地だけだと現代のシベリアや東アジアには足りないんだな。どこかのタイミングで陸地が広がったのか、それは何時なのか..... -- 2021-08-31 (火) 02:01:16
  • 史実のかなりの期間にわたって、ウラル~カスピ東岸~ペルシャとつながる東経60度付近の線から、華北・中原・江南の間にまたがる広大なユーラシア中央部は、ほとんど点と線でしか知られていなかったのと、北側は極寒のシベリア、南側はヘレニズム帝国およびローマの崩壊後ほぼ無人の平原またはイスラームに独占されていましたし、東方世界側でも、大唐帝国の滅亡後にかつての西域を取り戻すのに清代までかかっています
    そのほかの東方世界と西方世界の結びつきはもっぱら海路でした
    なので西方の人々がユーラシア大陸を実際よりずっと狭く認識していたであろうことが、1482年時点のプトレマイオス地図からもうかがえます

ことに西欧は「自分たちの土地が実際に狭い」。
仏西独伊英葡墺愛蘭……と合わせてもサウジアラビア一国とどっこい程度の面積なので、中つ国の西方人も、「東方もその程度だ」と考えていたのかもしれません
そういう「狭い東方」のイメージが借用されているのではないでしょうか -- 2024-04-25 (木) 19:34:17

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