二 つの塔 †
概要†
カテゴリー | 書籍・資料等 |
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スペル | The Two Towers |
解説†
『指輪物語』第二部のタイトル。
第二部は「二つの塔」と呼ばれる。そこに物語られる事件が、サルマンの本拠オルサンクの砦とモルドール国への秘密の入口を守るミナス・モルグルの砦という二つの塔によって支配されているからである。
ここでは今や離散した一行全員の行動とかれらの身にふりかかる危険について、そして最後に大暗黒が到来する次第について物語る。*1
トールキンによるとこの「二つの塔」とは、オルサンクとミナス・モルグルを指すということだが、トールキン自身もこの解釈に固執していたわけではないようである(そもそもトールキンは『指輪物語』を分冊にすることを希望しておらず、サブタイトルも便宜上つけたに過ぎない)。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』では、原作だと『二つの塔』に登場していたミナス・モルグルが『王の帰還』まで登場しないよう変更されたこともあり、「二つの塔」とはオルサンクとバラド=ドゥールを指す事にされた。
目次・ストーリー†
- これまでのあらすじ
- 二つの塔 上 (Book III)
- 一 ボロミルの死 (The Departure of Boromir)
- 二 ローハンの騎士たち (The Riders of Rohan)
- 三 ウルク=ハイ (The Uruk-Hai)
- 四 木の鬚 (Treebeard)
- 五 白の乗手 (The White Rider)
- 六 黄金館の王 (The King of the Golden Hall)
- 七 ヘルム峡谷 (Helm's Deep)
- 八 アイゼンガルドへの道 (The Road to Isengard)
- 九 漂着物 (Flotsam and Jetsam)
- 十 サルマンの声 (The Voice of Saruman)
- 十一 パランティアの石 (The Palantýr)
- 二つの塔 下 (Book IV)
- 一 スメーアゴルならし (The Taming of Sméagol)
- 二 沼渡り (The Passage of the Marshes)
- 三 黒門不通 (The Black Gate is Closed)
- 四 香り草入り兎肉シチュー (Of Herbs and Stewed Rabbit)>
- 五 西に開く窓 (The Window on the West)
- 六 禁断の池 (The Forbidden Pool)>
- 七 十字路まで (Journey to the Cross-roads)
- 八 キリス・ウンゴルの階段 (The Stairs of Cirith Ungol)
- 九 シーロブの棲処 (Shelob's Lair)
- 十 サムワイズ殿の決断 (The Choices of Master Samwise)
画像†
コメント†
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