七つの星†
カテゴリー | 言葉・単語 |
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スペル | Seven Stars |
異訳 | 七つ星 |
天文†
ヴァラキルカ、すなわち星座の北斗七星のこと。
紋章†
『指輪物語』中に登場する紋章にみられるシンボル。
ドワーフの紋章†
ドゥーネダインの紋章†
エレンディルの紋章である七つの星章のこと。
『指輪物語』原書第二版(1966年)の索引に付されたトールキンの解説によると、エレンディルの紋章である七つの星はヌーメノールからパランティールを運んだ七隻の船の旗にちなむ。
エレンディルと彼の大将たちの七つの星は五条の光線を持ち、元々はパランティールを運んだ(9隻中)七隻の船の各々の旗の一つ星を表した。ゴンドールでは七つの星は白い花が咲いた木の周りに置かれ、王たちはその上に翼ある王冠を置いた。*1
当初の説明では光線は六条だったが、1969年に五条に改訂された。『The Lord of the Rings A Reader's Companion』ではその理由を、トールキンがデザインした『王の帰還』のカバー・イラストに描かれた星の形状に合わせたためと推測している。
鍛え直されたアンドゥーリルの刃には月と太陽と七つの星の図様が刻まれた。
上記の通り、ゴンドール王の紋章は七つの星に白の木とゴンドールの王冠を加えたものであり、噴水の庭に立つ城塞の近衛兵の陣羽織にも描かれた。アルウェンが製作し、アラゴルン二世がイシルドゥルの世継ぎとして指輪戦争で掲げた旗印にも同様の紋章が描かれていた。この紋章は『指輪物語』本文中では「エレンディルの印」と呼ばれている。
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