ゴンドールの王冠 †
概要†
カテゴリー | 物・品の名前 |
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スペル | Crown of Gondor |
その他の呼び名 | 翼ある王冠(Winged Crown)、銀の王冠(Silver Crown)、白い冠(White Crown)、エレンディルの王冠(Crown of Elendil) |
解説†
ゴンドールの王位を示す銀の王冠。アルノールの王位を示すアンヌーミナスの王笏に対応する。
それは城塞の近衛の衛士たちの兜に似た形をしていましたが、ただそれよりもっと高く、全体が白で、両側の翼は海鳥の翼に似せて、真珠と銀で作られていました。というのは、これが、大海を渡って来た王たちの紋章であったからです。そして飾り輪には金剛石の七つの石がはめられていました。そしてその頂には、炎のように光を発する宝石が一つはめられていました。*1
元々はヌーメノールの兜であり、イシルドゥルが最後の同盟の戦いにおいて身に着けていたものに由来する*2。16代目の王アタナタール・アルカリンは、それを宝石をちりばめたものに取り換えた。
最後の王エアルヌルは行方不明になる前、王冠をラス・ディーネンの墓所に眠る父エアルニル二世の膝上に置いて行った。以来、王冠はそのままラス・ディーネンに安置されていた。
エレッサール王の戴冠式において、王冠は執政ファラミルによって持ち出され、指輪所持者フロド・バギンズが運び、ガンダルフの手によって新王の頭に被せられた。
『The Letters of J.R.R.Tolkien』での情報†
Letter#211(1958年)によると、ゴンドールの王冠は「エジプトの王冠のようにとても高く、翼が真っ直ぐではなく斜めに付いていた」*3とある。
またこの手紙にはトールキンが描いた王冠のスケッチが添えられている。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
原作中の記述やトールキンのスケッチとは異なり兜の形状ではなく、飾り環状となっている。大きめの翼の飾りが正面と真後ろに、小さめの翼の飾りが左右に付く。
画像†
グッズ†
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コメント†
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