ダエロン†
概要†
解説†
ドリアスのシンダール・エルフ。シンゴルの宮廷伶人にして伝承の大家。キルスを最初に考案したといわれている。サエロスの友人。
その歌の技量はマグロールにも勝り、大海の東のエルフで、ダエロンの右に出る者はいないといわれた。ダエロンはルーシエンを愛しており、ベレンが現れる以前は、ルーシエンの歌と踊りの音楽を作り、そこに思いのたけを込めていた。
メレス・アデルサドが催された時、ダエロンはマブルングと共にシンゴルの使者として宴に参加した。
ベレンがドリアスにやって来てルーシエンと愛し合うようになると、二人の密かに会っていることをシンゴルに密告した。トル=イン=ガウルホスの地下牢に囚われたベレンを救出するためルーシエンがダエロンに助力を求めた時も、そのことをシンゴルに密告した。そのためにルーシエンはシンゴルによってヒーリルオルンの家に幽閉された。
ルーシエンがヒーリルオルンの家を抜け出して行方不明になると、ダエロンはルーシエンを捜し出すためにドリアスを去った。やがてダエロンは青の山脈を越えて中つ国の東の地に到り、暗い水辺でルーシエンのことを想いながら嘆き暮らしたという。
コメント†
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