ドリアス†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Doriath |
その他の呼び名 | エグラドール(Eglador)*1 隠れ王国(Hidden Kingdom) 守り固き王国(Guarded Realm) 魔法帯の地(Land of the Girdle) |
解説†
シンダリンで「囲われたる国」(Land of the Fence)*2の意。第一紀のベレリアンドに存在した、シンゴルとメリアンの治める灰色エルフの王国。隠れ王国とも呼ばれた。
ベレリアンドの中央部、アンドラムの北側で、主としてシリオン川の東岸のネルドレス、レギオン、シリオン西岸のニヴリムの三つの領域*3に分かれた森の国。ドリアスの中を南西に向けてエスガルドゥイン川が流れており、その東の畔に王宮であるメネグロスがあった。
ベレリアンド最初の合戦の後にメリアンの魔法帯ができる以前はエグラドールと呼ばれた。
魔法帯の力によって長らくこの国は守られていた。だがナウグラミールとシルマリルを巡る争いが発端となって、ノグロドのドワーフにシンゴルが殺害され、悲しみのためにメリアンがドリアスを去ると、魔法帯は消滅してドリアスは無防備となってしまい、ノグロドのドワーフによって攻撃され荒廃した。
その後、ベレンとルーシエンの息子で、シンゴルの孫にあたるディオルが新たなドリアスの王となり、荒廃したドリアスの再建に力を尽くした。だが今度は、シルマリルを奪おうとするフェアノールの息子たちによって攻撃され、ドリアスは完全に滅亡した。
ディオルの娘エルウィングをはじめとするドリアスの残党は、シリオンの港へ逃れた。
コメント†
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