ボロンディル†
概要†
解説†
第三紀2510年のケレブラントの野の戦いに際し、ゴンドールからエーオセーオドに送られた六人の使者の一人。『ロホン・メセステル』でのボロンディル・ウダルラフ*1の名で知られる。かつてゴンドール王に仕えた北国人の大将の子孫を名乗る家系の出身。
当時のゴンドールの執政キリオンはバルホス族が集結していることを知り、エーオセーオドに援軍を要請するための使者を送ることにした。志願者の中から選ばれた六人の騎馬の乗手は二人一組で一日ずつ送り出され、ボロンディルは最初の日*2に送り出された使者の一人だった。
連れはドル・グルドゥルの近くで敵の矢に射殺されたが、ボロンディルはその後も追跡や待ち伏せを受けつつも何とか逃げ切り、15日目*3にエーオセーオドにたどり着いた。使者の中で使命を果たしたのは彼だけで、彼と彼の連れ以外は行方不明となった。
ボロンディルの知らせを受け、エオルはエーオヘレの大軍勢を率いてキリオンの援護に向かい、ボロンディルはエオルの右手の馬に乗って道案内を務めた。
ケレブラントの野の戦いでボロンディルは最初に白光川を渡って道を切り開き、主君であるキリオンを守って戦死した。遺体はラス・ディーネンに葬られた。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
ロヒルリムの歴史家がローハンの歴史を語る回想シーンで登場。
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