フェラローフ†
概要†
解説†
ローハンのメアラス族の祖であり、青年王エオルを背に乗せた白馬。人間の言葉を全て理解し、人間と同じくらい長く生きた。
もともと野生の馬だったが、子馬の頃にレオドに捕らえられ、たちまち誇り高い立派な馬に成長した。だが何者にも調教されず、レオドが背に跨ると彼を乗せたまま走り去り、遂には振り落として死に至らしめた。レオドの息子エオルはこの馬に復讐を誓い、長い時をかけて捜し出したが、彼は馬を殺しはせず、購いとして自らの乗馬になることを要求すると、この馬は甘んじて受けいれた。
『人間の禍よ、こちらに来て、新しい名前を受けるがいい! … お前をフェラローフと名づけよう。お前はわが身の自由を愛した。わたしはそのことでお前を咎めはせぬ。だが今は大きな負い目をわたしに負うている。だからお前は生涯身の自由をわたしにを委ねねばならぬ。』*2
以後エオルは、フェラローフに馬具をつけずに乗り、フェラローフもエオル以外の者を乗せようとはしなかった。エオルがケレブラントの野の戦いへ馳せ参じた時の乗馬もフェラローフである。
フェラローフはエオルと同じ塚に葬られた。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
ロヒルリムの歴史家がローハンの歴史を語る回想シーンで登場。
コメント†
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