ハムファスト・ギャムジー†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Hamfast Gamgee |
その他の呼び名 | とっつぁん(Gaffer) ギャムジーとっつぁん(Old Gaffer Gamgee) ハムファスト親方(Master Hamfast)*1 ハム(Ham) |
種族 | ホビット |
性別 | 男 |
生没年 | 庄暦1326年(第三紀2926年)~1428年(第四紀7年)(享年102) |
親 | ホブソン(父) |
兄弟 | 縄作りアンドワイズ(兄)、メイ(妹)、山越村のハルフレッド(弟) |
配偶者 | 子善家のベル |
子 | ハムソン(息子)、ハルフレッド(息子)、デイジー(娘)、メイ(娘)、サムワイズ(息子)、マリゴールド(娘) |
解説†
とっつぁんと呼ばれる。サムワイズ・ギャムジーの父。他にハムソン、ハルフレッド、デイジー、メイ、マリゴールドのあわせて6人の子供がいる。妻は子善家のベル。ホビット村の袋枝路三番地に住む。
60年に渡って庭師として*2袋小路屋敷に出入りしており、主人であるビルボ・バギンズとも非常に懇ろな仲だった。フロド・バギンズの代になる頃には高齢のため、末息子のサムワイズに仕事を継がせていた。
自他ともに認めるじゃがの権威であり、ビルボからは敬意を込めて「ハムファスト親方」と呼ばれた。
サムワイズは旅の途中、幾度となくハムファストの言動を回想し、自身を奮起させていた(語録を参照)。
だが、ホビット庄にごろつきがのさばると、袋枝路は掘り返されて砂利採取場にされてしまった。家を追われたハムファストは水の辺村の程近くにごろつきが立てた掘立小屋で暮らしていたが、旅人たちが庄に帰還してごろつきが追い払われると(水の辺村の合戦)、補修され改築された「新小路」の三番地に元の通り落ち着いた。同居していたサムワイズがローズ・コトンと結婚して袋小路屋敷へ引っ越した後は、ランブルという未亡人に面倒をみてもらったという。
ビルボより36歳の年少。サムワイズは彼の54歳の時の子供。
ビルボが袋小路屋敷に帰ってきた時は16歳で、当時は先代庭師だった緑手家のホルマンの助手として屋敷に出入りしていた。
ビルボの別れの宴の時は75歳、大いなる年には92歳だったことになる。
姓名について†
ハムファスト・ギャムジー(Hamfast Gamgee)という名は西方語の‘Ranugad Galpsi’の英訳である。‘Ranugad’は「よそに行かない者」(stay-at-home)の意味で、対応する意味の古い英語‘hámfæst’*3を現代化したものが‘Hamfast’である。‘Ranugad’の短縮形‘Ran’には‘Ham’の語があてられている。
姓‘Galpsi’の訳語‘Gamgee’についてはサムワイズ・ギャムジーの項を参照。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
俳優 | ノーマン・フォーセイ(Norman Forsey) |
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日本語吹き替え | 不明 |
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
コメント†
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