じゃが†
概要†
カテゴリー | 植物 |
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スペル | Tater |
その他の呼び名 | じゃがいも(Potato) |
解説†
「スメーアゴル根や人参掘ってやらないぞ――じゃがもだ。じゃがって何だろ? いとしいしと、えっ、じゃがって何だよ?」
「じゃ、が、い、も、だよ。」と、サムはいいました。「とっつぁんの好物だよ。それに空きっ腹の足しにするにはなかなかいいもんだ。」*1
根菜類の一種。
ハムファスト・ギャムジーは野菜の中でも根菜類、わけてもじゃがいもの栽培にかけては近隣で名高い権威であったという。
サムワイズ・ギャムジーはイシリエンで香り草入り兎肉シチューを作る際、具としてこれを欲しがったが、さすがに野生のものを見つけることはできなかった。またサムはゴクリに対し、心を入れ替えたならお手製の「魚のフライにじゃがのチップス」をいつか作ってやるとも言っている。
原語のTaterとは英語でじゃがいもを指す俗語の一つ。魚のフライにじゃがのチップス(fried fish and chips)は、イギリス料理のフィッシュ・アンド・チップス(Wikipedia:フィッシュ・アンド・チップス)と思われる。
由来について†
じゃがいもは、本来南米が原産である。
「紀元前のユーラシア・アフリカという設定である中つ国にじゃがいもがあるのはおかしい」という意見があり、実際トールキンも、『ホビットの冒険』文中にあった、やはり南米原産であるトマトは、第三版の改訂時にピクルスに変更している。
その一方でじゃがいもがあるのは「トールキンのミス」「ヌーメノール人によってもたらされた」「かつてはじゃがいもも中つ国にあったが、一度なくなった」「西境の赤表紙本に西方語で書かれていたものを翻訳した“じゃが”と、現在のじゃがいもが同じ植物とは限らない」など、いくつかの解釈がある。
コメント†
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