ネルラス†
概要†
解説†
ドリアスのエルフの乙女。ドリアスの王シンゴルの養子となった少年時代のトゥーリンの友。石の天井の下を歩くのを嫌っていたので地下宮殿のメネグロスには行かず、森に住んでいた。
王妃メリアンの命を受けてトゥーリンの友となり、彼にドリアスの風習や自然について、また同地の古雅なシンダリンを教えた。トゥーリンはネルラスとの交流で一時期気持ちが明るくなったが、男として成長するにつれ彼女と会うことはなくなっていった*1。しかしネルラスは隠れながらトゥーリンを見守っていた。
後年、トゥーリンがサエロスと諍いを起こし、サエロスが死亡してトゥーリンが出奔する事件が起きると、事の顛末を木の上から見ていたネルラスは、メネグロスで開かれたシンゴル御前の審判にベレグに連れられて出席、トゥーリンに責はないことを証言した。
しかし後にトゥーリンがべレグと再会した時、トゥーリンはネルラスのことを忘れてしまっており、ベレグに審判のことを聞かされたトゥーリンは彼女は何者かと質問して、ベレグを呆れさせている。
その後ネルラスとトゥーリンが再会することはなかった。
コメント†
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