アイゼンの浅瀬†
概要†
解説†
シンダリンのアスラド・アングレンの訳名。ローハン谷にあるアイゼン川の浅瀬で、南北街道が通る。
アイゼン川がローハン谷の中で西に曲がるところのすぐ上流に位置する。ここで川は広く浅くなり、川の真ん中にある裸の島(中ノ島)を挟むように流れ、上流から流れてきた石や砂利で浅瀬が形成されている。三列の平たい飛石の列が両岸と中ノ島を繋ぐように置かれ、列の間は馬を渡す浅瀬になっている。
アイゼン川はローハンの国境であり、この浅瀬はアイゼンガルドよりも南で大規模な軍勢が川を渡ることができる唯一の場所であったため、戦略上重要な地点だった。
指輪戦争時にはサルマンのアイゼンガルド軍とローハン軍の間で二度の合戦が行われた(アイゼンの浅瀬の合戦)。最初の合戦でセーオデン王の息子セーオドレドが討ち死にし、中ノ島の真ん中に築かれた塚に葬られた。合戦後には、他の戦死者もガンダルフの指示によって同じ塚に葬られた。
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