情報が遅くなってしまい申し訳ないのですが、メディアミックス企画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』のアニメ版絵コンテが電子誌書籍で発売されておりました。

『BLOOD THE LAST VAMPIRE』は、Production I.G内で押井守氏が「若手に企画、企画書の作り方を教える」という、通称“押井塾”から生まれた企画で、ゲーム、アニメ、小説などが公開されました。今回発売されたのは、アニメ版『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の絵コンテになります。50分弱と短めではありますが、当時のデジタル処理を駆使し、さらに寺田克也氏キャラクター原案の劇画タッチの絵が見事に動いている映像などは今でも見応えがあります。

押井氏は、企画成立後はこちらのアニメには直接関わっておりませんが、『BLOOD THE LAST VAMPIRE 獣たちの夜』という小説を書いております。こちらは学生運動のことなど我かかりし頃の押井氏の経験談などを強く反映したもので「半自伝的小説」と押井氏も語っております。

『BLOOD』シリーズはその後アニメで『BLOOD+』『BLOOD-C』が作られております。もっとも雰囲気などはどんどん変わっておりますが。

“押井守ルパン”ついに実現。「ルパン三世 PART6」第4話は6日放送 - AV Watch

日本テレビ系で毎週土曜日の24時55分から放送されているアニメ「ルパン三世 PART6」の第4話「ダイナーの殺し屋たち」の場面カットとあらすじが公開された。この第4話の脚本は押井守が担当しており、ついに“押井ルパン”が実現する。放送は11月6日の24時55分から。

第4話「ダイナーの殺し屋たち」は、「ある日の夕方。寂れたダイナーのドアを開けて、二人の男が入ってきた。カウンターに座る彼らに、『何にします?』と問うウェイトレス。二人の男はメニューを眺め、しけた料理を注文する。――ダイナーには、先客が六人。全員男で、皆、殺し屋。ウェイトレスに絡みながら料理をむさぼる二人の男に、ただならぬ視線を向けていた……」というストーリー。

峰不二子役の沢城みゆき氏によれば、登場人物がひたすらしゃべるだけという内容らしく。しかし押井守氏はゴルゴネタも好きですなあ(脚本が書かれたタイミング的に時事的にとりあげたネタではないはず)。

ちょっと情報が遅くなってしまいましたが、秋葉原にあるSTELLAMAP CAFEが11月2日から11月14日にかけて、『機動警察パトレイバー』に登場する中華料理店にて特車二課の食の生命線である“上海亭”コラボメニュー展開やグッズ販売を行うとのことです。

フードメニューはまあ普通の中華料理店風すぎて別に奇抜なメニューがあるわけでもないのですが(上海亭だからそれで正しいんでしょうけど)、西尾鉄也氏作画による『ミニパト』風のスタンプのほか、“上海亭”のロゴが入ったどんぶりやTシャツなどのグッズも販売されるとのこと。

しかし上海亭と言えば、集団食中毒とか大丈夫でしょうか?(押井守脚本 TVシリーズ第29話『特車二課壊滅す!』

「パトレイバー」上海亭コラボカフェ、餃子に瓶ビールと充実の町中華メニュー - コミックナタリー

既報の通り10月24日と31日に、『機動警察パトレイバー the Movie』『機動警察パトレイバー2 the Movie』がそれぞれBS12で放送されますが、無料の同時視聴会なるものが開催されるそうです。またパトレイバー公式ファンクラブ(有料)では、それぞれアフタートークも開催されるとのこと。

Amazon.co.jpにてAmazonアニメフェア2021が実施されており、Blu-ray/DVD(BOXを含む)のタイムセールが行われています。

当サイトで関係がありそうなものをリストアップすると、以下のようなソフトがありました。

その他にもいろいろなアニメ作品が対象となっています。なぜ『赤い眼鏡』までは行っているのかは謎ですが……。それはともかくプライム会員限定セールとして、1,000円以上買うと500円OFFというのも。

Twiterに書いてからずっと放置してしまっていたネタですが、押井守氏が脚本を担当した『ルパン三世』PART6の回について、峰不二子役の沢城みゆきさんが答えています。

――オムニバス話の中に、不二子がフィーチャーされているお話はあるのでしょうか?

沢城:どのお話にも登場するのですが、押井守さんが書いてくださっている3人しか登場人物がいないお話では必然的に多く喋らざる負えない、なぜなら3人しかいないから(笑)、というのはありました。かなり不二子が物語の真ん中に居るという部分もありましたし、物理的にも登場シーンは多いです。もうひたすら会話しています。

――とても独特な作品になっていそうですね。

沢城:押井さんの掌の上、という感じで、まさに押井守カラーに染まったルパン三世にご期待ください。

また、押井さんのある過去作品のセルフオマージュに近いような話があるんです。だからファンとして、「おお~!」「もしかして、そうなのかな?」と思いながら個人的には観ていました。そして、非常に博識なあの音響監督の清水洋史さんが「シナリオを読んで初めてわからなかった。難しかった」と言っているのを10年間で初めて聞きました(笑)。「清水さんがわからないなら、私達に(理解するのは)絶対無理だ!」と言って(笑)。

特にアクションもなく、少ない人数がひたすらしゃべっているというのはさすが押井テイストという感じでしょうか。

毎度おなじみ新文芸坐にて、10月30日に新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol.132 押井守映画祭2021が開催されます。今回の上映作品は『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『機動警察パトレイバー2 the Movie』『イノセンス』という“劇場続編作品3本立て”。トークショーも実施され、ゲストは押井守監督及びアニメーターの西尾鉄也氏。COVID-19対策で観客はマスク着用、また入場時に手指の消毒と検温があるそうです。

押井守とルパン、押井守とジブリの記事

ルパン三世:脚本に押井守起用の裏側 「初めて見るルパン」「やったことがない表現」 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

 (シリーズ構成の)大倉さんは「ダメ元で頼んでみたんです」と押井さんへのオファーの経緯を語る。

 「押井さんと私は、空手仲間なんです。推理作家の今野敏先生が主宰されている空手塾がありまして、押井さんは私が入塾するもっと前から空手をやってらっしゃった。だから兄弟子なんです。ずっと一緒にけいこをしていて、殴ったり、殴られたりしていて(笑い)。私が『ルパン三世』のシリーズ構成をやることになった時、空手のけいこ終わりの汗まみれの状態で、ダメ元で『今度ルパンをやるんですけど、押井さん、やりません?』と聞いてみたら『あ、いいよ』と即答だったんです。まさか即答してくれるとは思わなかったので、勝手に『お願いします』と言ってしまったんです」

 野崎プロデューサーに押井さんの脚本を読んだ感想を聞いた。

 「テーマ選びや独特の言葉遣い、一度見ただけでは分からない難解な感じなど、まさに押井さんならではという脚本でした。制作としては、本当にこれを作って大丈夫なのかな?というところも頭の中ではあったんですが、ただこの作品は見ていて面白いし、初めて見るルパンだったんです。これまでのルパンではやっていないような表現でした。その上でやりましょうと決断した形です。映像を見ていただければ分かるのではないでしょうか」

押井守氏が空手道場に通っていることはよく知られていますが、まさか発端がそんな繋がりとは。

押井守監督インタビュー「ドラえもんの監督オファーがあったら喜んで受ける」70歳の現在も変わらぬ“アニメ現場”への思い | ふたまん+

 宮さんからは、レイアウトの重要さを勉強したし、いろいろとパクって学べたこともある。宮さんは「半年は食えなくても大丈夫なだけの貯金はしておけよ」とも教えてくれました。『天空の城ラピュタ』(1986年)を撮るまでは、宮さんも“どうやって食いつないでいくか”を考えるような状態でしたから。

 本当に面白かったのはその頃までですね。それから宮さんとスタジオジブリは国民的アニメ映画を作り、批評されることがない、誰からもいいことしか言われない存在になってしまった。

 僕は宮さんと長く語り合って、作品を観て、内実も考え方も分かっている。年の離れた友人ではあるけど、お互いにリスペクトしているという関係でもない。そんな僕だからこそ、語れることがあるんじゃないかと、今回『誰も語らなかったジブリを語ろう 増補版』(発行:東京ニュース通信社 発売:講談社)という本を出しました。宮さんの目が黒いうちに、こういう本を作るべきだと思ったんですよね。

 今はオリジナル作品をやりたいという気持ちがまったくないんです。

 自分の色を出すのに、原作があるもののほうがやりやすい。この年齢になって、与えられたお題に自分がどう反応するかが面白いと思うようになりました。オリジナルだと“距離”を置けなくなってしまうんですよ。だから、仮に「『ドラえもん』の監督をやってくれ」とオファーがあったら、僕は喜んで受けるでしょう。ただ、受けた以上、内容は自分流にしますけどね。

まあ『ぶらどらぶ』も実のところ昔の『ちまみれマイらぶ』というディジタルコミックのリメイクみたいなところがありますが。

『PATLABOR ARTWORKS』発売

【機動警察パトレイバー】アートワークス集

「パトレイバー」ファン必携の一冊。書籍「PATLABOR ARTWORKS」があみあみなどで予約開始 - GAME Watch

 本書籍は「機動警察パトレイバー」プロジェクト発足時から作品に携わる田島照久氏が手掛ける作品を収めた1冊。田島氏はロゴ、パッケージビジュアル等のアートディレクションも担当している。8月より9月にかけて開催されていたイベント「PATLABOR artworks展」に展示されていたアートや未公開作品、HEADGEARの高田明美氏、バンダイナムコホールディングスアドバイザーの鵜之澤伸氏との対談も収録されている。およそ200ページにも及ぶ内容に仕上がっている。

Amazonでも予約受付しております。

既報の通り、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の4Kリマスター版IMAX上映が始まっており、18日には押井守監督と若林和弘音響監督の舞台挨拶が行われました。その舞台挨拶の内容がいくつかのメディアで報じられております。

なおこの4Kリマスター版はIMAX上映の後、一般劇場でも公開されることが発表されております。

押井守の著書が高校教科書の題材に

三省堂による令和4年(2022年)度版 高等学校教科書 新 現代の国語の題材のひとつとして、押井守監督による著書『ひとまず、信じない』の内容が引用されました。氾濫する情報に対する姿勢を論じた文章をとおして,幅広い知識と教養を身に付け,真理を求める態度を養うことを目指したとのことです。

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あくまで教科書検定に通ったうちの一冊がこの三省堂の教科書ということなので、「高校の教科書を開いたら必ず出てくる」わけではないのですが。また「国語の教科書の題材にコラムが載った」ということなので、“映画監督”としては微妙な気分になりそうなのですが、押井氏本人の心境はいかがなものでしょう。