ストリーミングではWOWOWオンデマンド独占配信だった『火狩りの王』が、第1シーズンのみですが10月1日よりHulu、U-NEXT(11月1日より)で見放題配信、あとdアニメストア、DMM TV、Amazon Prime Video(10月13日より)、Google Play(10月13日より)などで配信開始されています。レンタル配信では1話ごとに視聴料が必用です。
あんまり話題になってない感じですけど(まあ配信プラットフォームが制限されたらどうしても……)、日向理恵子の小説を原作とし、脚本・押井守、監督・西村純二によるアニメ『火狩りの王』のシーズン2が2024年1月から放送・配信開始されることになりました。こちらは(第1シーズンの時から)WOWOWオリジナルアニメとして放送・配信されております。WOWOWオンデマンドというネット配信もありますが、BSで見るのと同様にWOWOWと契約する必要があります(1カ月無料トライアル放送やってたり、衛星波の無料放送日があったりしますが)。
とりあえず第1シーズンもWOWOWオンデマンドでやっているので、第2シーズンも全話の配信がされたら無料配信期間の内に全部見るというのもひとつの手でしょう、第何シーズンまでやるのかはわかりませんが。
現在福岡市美術観にて日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-という展示をやっているとのことですが、美術展ナビの記事によると、
展示終盤には、押井守さんや中島かずきさん、亙重郎さんら6人の識者による巨大ロボット文化の分析も紹介されています。
だそうです。福岡での展示は11月12日まで。その後横須賀美術館に場所を移し2024年2月10日から4月7日まで行われ(内容がどこまで同一かは不明ですが)、さらに詳細不明ですが京都でも2024年夏に巡回して開催されるとのこと。
アニメだけではなく実写でも『パトレイバー』を作った一方で、さんざん「人型ロボットの無意味さ」についても語っている押井氏は、どちらの側から語っているのでしょう。
すいません思いっきり情報遅れました。
新文芸坐にて、『機動警察パトレイバー the Movie』『機動警察パトレイバー2 the Movie』2作品の上映が、9月23日、9月30日にそれぞれ行われます。この記事を書いている時点で23日のチケットがまだあります(30日は販売前)。23日には作画監督を務めた黄瀬和哉さん、当時のI.Gタツノコ(現プロダクションI.G)社長だった石川光久さんらによる上映前トークも行われます。
ゲームクリエイターの小島秀夫氏がX(Twitter)のアカウントに、押井守氏がモーションキャプチャーに挑戦している様子をポストしました(Xとかポストとかいう言い方ほんと慣れない)。Tポーズ(身体をまっすぐに立て、手を左右に伸ばす)とは3Dキャラを作る上でのモデリングなどの基本形、原点となる姿勢なので、ゲームで使われるのはほぼ間違いないでしょう。
我等が押井守監督、初モーションキャプチャーに挑戦。最高でした。Tポーズも可愛い。ありがとうございます??? pic.twitter.com/j0PtZ1DIXj
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) September 14, 2023
小島秀夫氏の作品はゲーム内に小ネタが沢山仕込まれていることで有名で、『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』では敵キャラの中に小島秀夫氏の姿をしたキャラが混じっています。そもそも『DEATH STRANDING』は実在する俳優の顔などを取り込んで製作が行われ、3Dで動いています。そして小島氏は現在『DEATH STRANDING2』を制作中のため、この『デススト2』に押井氏が何らかの形で登場するのではないかという観測も出ています(むしろ私は1作目で「映画監督」というNPCが出てきたとき、押井氏の姿をしていなかったことを意外に思ったほどでした)。
映画好きとして知られる小島氏は押井氏の作品も好きだと公言しており、押井氏は小島氏は過去に何度も対談するなど交流があります。押井氏の方も『ぶらどらぶ』に『デススト』ネタを入れ込むというようなことをしていました。
鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々(仮) Amazon.co.jp
同書は、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫と押井守監督が40年にわたって行なってきた対談の集大成。歴代のジブリアニメや押井作品、共同作業となった『天使のたまご』『イノセンス』などについて雑誌、新聞、ラジオ、イベントで行なわれた対談に加え、1980年代の『アニメージュ』での座談会やコメントも収録される。同書のための「最新対談・2023」も掲載予定。
鈴木敏夫×押井守が40年にわたって行なってきた対談の集大成が12月に刊行ということで、今までに何度も行われてきた押井守氏と鈴木敏夫氏の対談集が発売されるということです。ふたりは因縁のある仲? で、もともとは鈴木氏がアニメージュ編集部にいたときに押井氏が『天使のたまご』が制作されてからの付き合いであり、その後なんやかやあり、『イノセンス』では鈴木氏がプロデューサーを務めて宣伝を担当し(『攻殻機動隊2』ではなく『イノセンス』というタイトルにしたのも鈴木氏の意見によるもの)、押井氏の作品『KILLERS』『立喰師列伝』にも出演していてどちらも劇中で殺されています。押井氏によると鈴木氏は「悪徳プロデューサー」「きっと本人は殺されたがっている」ということらしく。ともかくそんな縁のため何度も対談が行われておりその再録と、新規の対談が収録されるようです。
EMOTION 40th Anniversary Program「『攻殻機動隊ARISE』10周年記念上映&トークショー」レポート公開! | V-STORAGE (ビー・ストレージ) 【公式】
かなり時間が経っていますけど2023年6月22日に行われ、総監督を務めた黄瀬和哉と脚本を担当した冲方丁氏が登壇した『攻殻機動隊ARISE』公式レポートが公開されています。
黄瀬さんは「現場は人に任せて、上がってきたものの判断だけをしろと石川さんに言われた」と総監督の特殊な立ち位置を説明した。
Production I.Gの石川(光久)社長(当時)から2012年末にそれぞれ本作品の企画に誘われていたお二人。なかなか実現に至らなかった企画が遂に動き出し、「関係者それぞれが微妙に異なる“攻殻像”を抱いているので、ピントを合わせる作業が大変で」と当時の心境を語る冲方さん。4人の監督とのやり取りは楽ではなかったようで、「キャッチャーは1人なのにピッチャーは4人いるようなもの(笑)」と嘆き、さらに「黄瀬さんは総監督と言っておきながら結局『border:3』で監督してますからね」と突っ込む。
自分の中に明確な攻殻像がないと言う黄瀬さんは「最初の『攻殻』(1995年公開の『GHOST IN THE SHELL/ 攻殻機動隊』)からやっているのは僕だけなので、緊張も何もなく。またやるのかと思うだけで(笑)」と淡々と語り、「今までと全然違うことをしないとやる意味がなかった」と言い切った。
元来は全6本のOVAという企画だったということの事情が色々と感じられますねえ。
『攻殻機動隊 ARISE』はdアニメストア for Amazon Prime Videoで公開していますが、現在dアニメストア for Prime Videoは最初の2か月間は月額99円というキャンペーンをやっています。
このたび、拡大しつづける作品群をひとつにまとめた『攻殻機動隊』公式ハブサイトを、2023年10月にローンチいたします。原作漫画はもちろん、押井監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』から、最新のフル3DCGアニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』まで、すべての情報をまとめたサイトで、日本語・英語の両言語によりコンテンツをグローバルに展開いたします。
また、サイトのローンチに先駆け、8月22日(火)より『攻殻機動隊』の公式X(旧名Twitter)とInstagramをオープンいたします。
というわけで10月に『攻殻機動隊』の公式ハブサイトが開設予定、それにさきがけX(Twitter)とInstagramの公式アカウントが既に開設されています。
正直「今頃?」という気がするのですが、また何か新作をやるのにあわせて、ということでしょうか。イーロン・マスクに振り回されまくるからX(Twitter)依存は辞めた方がいいと思うんですけど……Instagramはこういうのに向いてないし。RSSの復権を!
『攻殻機動隊』のアニメ関係は、とにかく権利会社がシリーズごとに別々に沢山あるので非常に面倒くさいことになっているんですよね。『イノセンス』についてはディズニーまで絡んでいますし。
あとこの手の「公式サイト」は、担当者ひとりのやる気と意思で回ることが多いので、その担当者が異動になったり退職したりした途端に潰れるということもよくあるのですが。“『機動警察パトレイバー』公式サイト”は今までに何回潰れただろうか。“押井守公式サイト”ももう跡形もない……。
酷暑を吹き飛ばす熱気とともにファンが結集。『機動警察パトレイバー the Movie』舞台挨拶付き記念上映会レポート - Stereo Sound ONLINE
「パトレイバー」冨永みーなが新作に期待「今の自分と近い泉野明に出会えたら」(イベントレポート) - コミックナタリー
"パトレイバーの日"8月10日(木) 開催「EMOTION 40th Anniversary Program『機動警察パトレイバー the Movie』舞台挨拶付き記念上映会」イベントレポート公開! | V-STORAGE (ビー・ストレージ) 【公式】
ということで8月11日に行われた、古川登志夫氏、冨永みーな氏が登壇した『機動警察パトレイバー the Movie』上映会の記事です。BN公式レポートが掲載されたので追記。
伊藤和典氏、ゆうきまさみ氏、出渕裕氏らが出演の「X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏」。以前放送されたものの再放送です。
8/15(火)23時 #BSTBS #X年後の関係者たち #機動警察パトレイバー #舞台裏 #カズレーザー #メイプル超合金 #漫画 #マンガ #パトレイバー #ヘッドギア #ゆうきまさみ #出渕裕 #伊藤和典 #真木太郎 #押井守 #アニメ #アニメ好きと繋がりたい #漫画好きと繋がりたい #伝説#劇場版 #映画 pic.twitter.com/riNijazviO
— X年後の関係者たち【BS-TBS公式】 (@x_bstbs) August 8, 2023
私(教官)個人の話で恐縮ですが、WWFさんの同人誌“『ぼっち・ざ・ろっく!』のパラダイム”に寄稿させていただきました。タイトル通り『ぼっち・ざ・ろっく!』が題材です。中身は評論本のはずです(自分の原稿以外は見てない)。
コミックマーケット 8月13日日曜日 東ヘ16bらしいです。私は会場にはいませんけど。
同人誌の編集を終えて印刷所に入稿したときの開放感、印刷製本ができあがって現物を手にした時の達成感は、40年続けていても一向に褪せることがない。
— へーげる奥田【WWF】日曜_東ヘ_16b (@h_okuda) August 3, 2023
というわけで入稿したので開放感満喫中。 pic.twitter.com/ryqh4iLXfW