川井憲次に聞く押井守との共同制作。説明不可能な音楽探求の日々 - インタビュー : CINRA.NET

以前紹介した『攻殻機動隊』シリーズ各作品の曲を収録したハイレゾ音源/SHM-CDの宣伝的記事ですが、『トワイライトQ 迷宮物件』『機動警察パトレイバー』なども含めて色々語られています。懐かしの『Kenji Kawai Concert 2007 Cinema Symphony』の映像も。これ、DVDがすっかりプレミア価格になってるな……。

制作スタッフが語るぶっちゃけ制作秘話!機動警察パトレイバー トークイベント『暴走トークショー』レポート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

11月13日に行われた『機動警察パトレイバー』のスタッフトークイベントの内容が、かなり詳細に書かれております。登壇者はリーズ構成・脚本の伊藤和典氏、プロデューサーの鵜之澤伸氏、またメカニックデザインの出渕裕氏(体調不良となったプロデューサーの真木太郎氏に代わって)。

総監督押井守による新作TVアニメシリーズ『ぶらどらぶ』のPVが公開されました。見ての通り、絵柄の雰囲気はともかく演出的には古いアニメを連想させるもので、個人的には『グレンラガン』『キルラキル』などのテンションを思い出しました。またちょこちょこと、ファンならすぐわかる押井守パロディネタも盛り込まれております。「血ぃともだち」って言葉もちらっと出てきましたが、これで映画の『血ぃともだち』の公開はさらに遠くなったという感じもしますが……。ついでにキャッチコピーは「ゲイジュツはバクハツだ!」だそうですが、これが通じる人は既に高齢者だけではないでしょうか……。

そしてこのアニメの第1話の“特別編”(何が特別なのかは不明)が、12月18日にYouTubeにて公開されることも発表されました(先にお伝えした完成披露試写会より先に配信?)。ただし相変わらず、本放送がどの媒体でどのように公開されるかの情報もありません。

ガール・ミーツ・ガールを真面目にやりたくて。人と人の繋がりの話。だから「血」なんです。「血縁」とか、「血で繋がった友達」という言葉もありますが、僕は真面目に「血」の話をやりたかった。
だから「吸血鬼」。「血を吸う」とは象徴的な行為かもしれないけど、いろんな意味で象徴的に「血」の話にしようと考えたんです。そして吸血鬼を扱うということは、同時に異文化の話でもあって。異文化であり、いわゆる人外(じんがい)。人間なんだけど人間じゃないもの。ある種の宿命として誰かの供犠(くぎ)であり、誰かの犠牲の上でしか生きられない存在。そうした異質なものとの出会い、それが繋がっていく話。血の話となると、暗くて陰惨になりがちなんだけど、そうじゃなく割と軽やかにやってみたかったんですよ。

12月18日(金)に、本編 “第1話 -特別版-無料配信 押井守総監督、西村純二監督作品『ぶらどらぶ』メインビジュアル・本予告動画を解禁 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
押井守の新作アニメ「ぶらどらぶ」予告編公開。12月に1話無料配信 - AV Watch

いつまでたっても一般公開の日や放送・配信媒体が発表されない『ぶらどらぶ』ですが、2020年12月28日(月)にユナイテッド・シネマ豊洲にて、完成披露試写会とトークショーが開催されることが発表されました。ただし一般の人々が参加できるかはまだ明言されていません。

トークショーには押井守総監督、西村純二監督らも登壇するとのことですが、声優当てクイズで当選して既に参加の権利を得ている人以外は、新型コロナウイルス(COVID-19)の状況を見つつ、実際に抽選を行うかどうかを決定し、実施する場合は12月18日頃に抽選受付を開始するとのこと。現在東京都ではまた感染者が増加傾向にあるとのことで微妙な時期ですが、リモート上映、あるいはオンライン公開する可能性もあるのでしょうか。

また、一般公開の日程や媒体などがいつになるのか、この試写会で情報公開されるのかといった情報についても触れられていません。

さて、先日に映画『ビューティフルドリーマー』を見てきました。

元々この映画は、押井守監督の脚本を原案としているそうで(ただ原案では舞台は映研ではなく、軽音楽部だったそうです)、実際予告動画などを見ると、『ビューティフルドリーマー』という映画は『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のカットやセリフをあちこちで再現していて、多大なる影響、オマージュが明確に現れているのは明らかです。 その一方で以前からこのサイトで何度も触れているように、この映画の宣伝方針として「『うる星やつら』の言葉は出さない」ということが貫かれているのは明らかであり、公式でもその言葉は徹底的に伏せられています。また企業系映画情報・ニュースサイトでも、間違いなく配給側の圧力によって『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の言葉を使うのはひたすら避けられています(そうしないと配給会社のお怒りを買い、今後の取材などでハブられる可能性があるから。日本メディアや配給会社のこういった姿勢は珍しいことではない)。

ですがそんなことを言っていてはこの映画の本質は語れません。配給会社の意向など知ったことではない私がひと言で表現すると、「本広監督による『ビューティフルドリーマー』は『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(以下『うる星2』)を実写映画化したらどうなるか、という過程を見せるメイキング風映画」です(以後ちょいネタバレあり)。

11月6日より公開される、原案・押井守、監督・本広克行による実写映画『ビューティフルドリーマー』の冒頭映像が公開されています。カットどころか音楽まで『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の星勝氏の曲に寄せている……。

ビューティフルドリーマー 特集: 見どころ解説・レビュー (「サマタイ」+「幕が上がる」)÷2な物語 映画をつくる喜びに満ちた、映画好きに贈る一作! - 映画.com

この項目では、特集のおまけとして、オマージュが捧げられた作品の一部をご紹介。これらを事前に鑑賞しておけば、本作をもっと楽しめるようになりますよ。

(中略)

■「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(押井守監督)
押井守の出世作であり、本広監督が「押井さんの追っかけ」になったきっかけの作品。この特集では特に触れなかったが、「BD」は「うる星やつら2」への愛情がひしひしと感じられる。

中国で「六四天安門」と発言したらすぐ検閲遮断されるように、今まで(間違いなく配給会社の意向で)『うる星やつら』という言葉を徹底的に遮断してきた、この映画を扱う記事の数々ですが、ようやっとここで触れている文章が。しかも「この特集では特に触れなかったが」として、さらに「オマージュが捧げられた作品の一部をご紹介」と、他の作品の名前の中にこっそり紛れ込ませるという……。そういえば中国の新聞に「斜め読みすると政権批判の文章が浮かぶ、読者投稿による詩」が掲載されたことがあったというのを思い出しました……。

押井守関連書籍が2冊発売

押井守監督が語る映画で学ぶ現代史

「観客には『自分が抱えている不安を、具体化、形象化してほしい』という気持ちがどこかに必ずある」
 押井守監督はそう指摘します。
その時代に生きる人々の「無意識の不安」を探り当てて、エンターテインメントにするのが映画監督の仕事。不安の影を捉えればヒット作になるし、ビジネスにもつなげることができる、と。

 この本で語られるのは、 「宇宙大戦争」 から 「007   ロシアより愛をこめて」「仁義なき戦い」さらには「キャプテン・アメリカ」「ゲーム・オブ・スローンズ」 まで、それぞれの時代をタイムカプセルのように封じ込め、大ヒット(中には渋いヒット)につながった映画とドラマ。第二次世界大戦から令和の世の中に至るまでを、エンターテインメントとして楽しみながら、その作品が作られた時代の背景を学ぶ、 押井守監督 による 「現代史講義」 、開幕です。ひと味違う映画ガイドとしても役立ちます。
 いつもの押井節に乗って、自らの作品 「THE NEXT GENERATION パトレイバー」 についても解題していただきました。押井ファンには 「オシイヌ」 でおなじみ、 西尾鉄也氏 のイラストもたくさん収録しております。
 エンタメ作品で時代を読み解く398ページ、押井節をたっぷりお楽しみください。

押井守のニッポン人って誰だ!?

新型コロナを巡る対応には、“日本人の日本人っぽさ”がよく表れている。
それは、日本人の長所でもあり、弱点でもあり、ゆえに日本人の本質といえるのではないか――。

「コメ」「コトバ」「仏教」「ペリー」「マッカーサー」、そして「新型コロナ騒動」……。 歴史の潮流のなかから、日本人がどのように生き、そしてどこへ向かおうとしているのかを鬼才監督・押井守が独自の視点で語り尽くした、自由で過激でオモシロすぎる<日本人論>。

「日本」なのか「ニッポン」なのか、どっちなんだろう……いえ、どっちが正しいとかそういう問題でなく、「日本」と書くことと「ニッポン」と口にすることの間には、いったいどんな気分の違いがあるのだろうか、とも考えます。そのときの気分に合わせて「日本」とも「ニッポン」とも使い分ける、そういう日本人てのは何なのさ、とも考えます。(中略)あくまでお気楽な読み物として「日本および日本人」について語る本を目指してみました。そういう意味では、「日本および日本人」についての本格的な思索の入門篇の、そのまた入門篇として読んでいただければ幸いです。 ――まえがきより

11月3日&13日『機動警察パトレイバー』イベント開催!<パトレイバー誕生秘話トーク キャスト篇・スタッフ篇>|株式会社ジェンコのプレスリリース

11月3日(火/祝)開催のキャスト篇では、篠原遊馬役の古川登志夫氏・太田功役の池水通洋氏をゲストに招き、出演者の視点から『機動警察パトレイバー』誕生の頃を語っていただきます。
11月13日(金)開催のスタッフ篇では、脚本の伊藤和典氏、プロデューサーの鵜之澤伸氏・真木太郎氏が今明かせる『機動警察パトレイバー』誕生秘話について熱くトークを繰り広げます。

チケットはそれぞれ『機動警察パトレイバー』公式ファンクラブ会員限定リアル参加、ファンクラブ会員向けオンライン参加、一般向けオンライン参加の3種類があり、ファンクラブ向けは公式ファンサイトで、一般向けオンライン参加はeplusで販売が始まっております。

というか関係者はどれだけ話を思い出して新しいことを喋られるのでしょう。あと〈キャスト篇・スタッフ篇〉ということは別の何かもあるということ?

本広克行が「Cinema Lab」立ち上げの経緯語る、押井守は「監督が試される企画」 - 映画ナタリー
押井守監督「高校生のドラマ」に挑戦 監督絶対主義の新レーベルに意欲 - シネマトゥデイ

 「Cinema Lab(シネマラボ)」は、参加監督たちが、日本映画界に多大な影響を与えたATGこと日本アート・シアター・ギルドに着想を得て発起したもの。監督の作家性を最大限に活かす「監督絶対主義」で映画を制作することを主旨とする。第一弾として『踊る大捜査線』シリーズの本広監督による『ビューティフルドリーマー』が11月6日より公開されるほか、今後も参加監督の新作が順次公開される予定だ。

 押井自身は、今回の企画でこれまでやったことがない作品に挑戦したとのこと。「小中さんが今回、最近の映画は高校生の話が多い、(4人の企画は)高校生という縛りでやらないかって。考えてみたら高校生の話をやった経験はアニメを除けばほとんどない。最初はうーん……ってなったけど、思えばちゃんとしたドラマをやったことはない。自分が苦手だったこともあるし、普通にドラマを作るというのをやってみようって。そう考えたらやる気が出てきた」と若者をキャスティングしたドラマ部分に主体を置いた作品になるとコメント。

もう旧聞になりますが(というか私が怠けていただけですが)一応触れておきます。第一弾が『ビューティフルドリーマー』となる新レーベル“シネマラボ”の設立会見が5日に行われました。それはもう、「ここは中国かロシアか」というくらい徹底的な言論統制の中で。

何が言論統制なのかというと、どこのニュースサイトの記事を見ても『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の文字が全くないこと。予告動画を見た方なら知っての通り、実写映画『ビューティフルドリーマー』にはアニメ『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』をオマージュにした、あるいはほぼまんま再現したカットが大量に登場しておりますが、恐らく配給会社が「この言葉は記事に書かないでください(さもないとお前の会社は出禁にして二度と呼ばんぞ)」という要請(という名の脅し)をかけたのでしょう(日本の配給会社の態度としてはよくあるパターンです)、『うる星やつら』という言葉は全く出てきません。「若い、多くの人に売りたい。少数のオッサン押井守オタクだけが来るようにはしたくない。あとオタクなら勝手にSNSで騒ぐだろう」という宣伝意図があるのでしょう。次の動画内の発言で押井氏が「自分がアニメーションでやったものを……」とさらりと触れただけで、そこを追求するような記事も全く見つけられませんでした。

押井守が本人役で映画に出演、菅田将暉&有村架純W主演の「花束みたいな恋をした」 | マイナビニュース
清原果耶、細田佳央太、オダギリジョーら『花束みたいな恋をした』新キャスト発表 押井守は本人役で出演 | ぴあエンタメ情報

劇中で麦と絹が“神”として評する映画監督の押井守の出演も決定。これまでに様々な作品を生み出してきた押井監督だが、サブカルチャー好きの麦と絹を繋ぐきっかけとなる存在として、本人役での出演を果たした。

押井守氏が本人役で、映画『花束みたいな恋をした』に出演。押井氏の映画への出演といえば、『VHSテープを巻き戻せ!』以来でしょうか、あっちはドキュメンタリーですけど(リンク先、価格が変わってました)。

総監督押井守によるシリーズアニメ『ぶらどらぶ』、絆播貢役の佐倉綾音さんンタビュー動画が公開されました。アニメ公開時期は未だに不明ですが……