そもそも“スターティングソング”の定義がよくわからないですけど、BloodDyeによる『ぶらどらぶ』スターティングソングのCDやダウンロードでの販売が始まっておりました。そもそもアニメが出るまでまだ約1年あるはずなので、主題歌に使われるのかも判りませんが……。オンラインで試聴可能です。

「あの事件でスピルバーグは過去の遺物になった」押井守監督が感じた“ハリウッドの破壊者”の限界 | 文春オンライン

そういえば紹介していませんでした。

NoMaps 2019セッション「第14回 札幌国際短編映画祭 札幌アニメ革命!!」レポート
押井守監督が語る、アニメ制作におけるテクノロジーの限界

先日行われた札幌国際短編映画祭での、押井守監督が登壇したトークセッションのレポート

 (セッションのタイトルに「アニメ革命」とあるのに対して)「もう革命なんてない。ある種の繰り返しの中で熟成されていくものに期待するしかない。そうなる前に(アニメ業界が)なくなってしまう、そういう危機感があったりもする。アニメはハイリスクハイリターンの世界があっというまに実現されてしまった。Fallout 4クラスのゲームでなければ、世界的にマーケットが拡がらないと同時に、一本しくじったら会社が消滅するという非常にシビアな世界が生まれてしまった」(押井氏)

 押井氏は、アニメ業界の過去と現在を比較し、「かつてはアニメは、机さえあれば仕事ができた。今はどれだけ投資をしたらスタジオが成立するんだっていうね」と述べた。また自身の経歴に言及し、「(私は)ここに並んでいる若い経営者・創業者の方々とは違う経験をしてきている人間だけど、経済行為の枠の中で自分の表現を追求してきた。本映画を作るたびに新しいパートを作り、いらないパートを切り、そういうことも繰り返してきた。それは今後も続くだろうし、デジタル化は決定的な切り札にならなかった。依然として手仕事です」(押井氏)

『ぶらどらぶ』公開は2020年秋

総監督・押井守によるアニメシリーズ『ぶらどらぶ』の公開が2020年秋と発表されました(『ぶらどらぶ』の詳細についてはこちら)。協議の結果、面白い企画がありとのことなので、アニメ公開前に何かしらの企画をやるものと思われます。一方で放送・配信媒体はまだ未発表。

「機動警察パトレイバー30周年突破記念展~30th HEADGEAR EXHIBITION featuring EARLY DAYS─PATLABOR THE MOVIE~in 東京」続報!

■ユナイテッドシネマ アクアシティお台場での上映会
会期中の12/28にはユナイテッドシネマアクアシティお台場にて、本年で30周年を迎える『機動警察パトレイバー the Movie』の上映会&トークイベントを行います。
チケットはチケットペイにて2019年12月9日(月)20時より販売を予定しています。
詳細はパトレイバー公式Twitterにて発表いたします。

登壇者:HEADGEAR押井 守氏・伊藤 和典氏・本作プロデューサー真木 太郎氏・鵜之澤 伸氏

司会:鈴木咲

押井氏と伊藤氏が並ぶトークというのは本当に久々ではないでしょうか? その他期間中はグッズ販売や展示など諸々。……で、新作は?

それはともかく、川井憲次氏が登壇したイベントのリポート記事がありました。

「劇パト」の音楽を掘り下げる! 秘蔵の裏話も満載の機動警察パトレイバー the | ニコニコニュース

話題は、押井監督からの無茶ぶり……もといオーダーに及ぶ。

「押井監督はもともとブラス(金管楽器)があまり好きではないため、押井作品ではブラスは使ったことがない。あえて使ったのは、『アヴァロン』の時くらい」と川井さん。

また戦闘シーンの楽曲については、「いかにもな戦闘曲を入れるのは、押井さんとしてはあまりよしとしない」ということで、川井さんも戦闘シーンの楽曲はあまりダイレクト過ぎないものにしたつもりだという。

Amazon.co.jp: 機動警察パトレイバー shop

世界がふり向くアニメ術 | シネフィルWOWOW - 映画・ドラマの専門チャンネル

こちらによりますと、シネフィルWOWOWにて『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』が、押井守監督、以前戦争映画コメンタリーでも出演した声優の上坂すみれ氏、そして小黒祐一郎氏によるコメンタリー付きにて放映されるとのこと。

ちなみに『ビューティフル・ドリーマー』はDVD版では押井守監督、千葉繁氏(メガネ役)、西村純二氏(演出)の三者によるオーディオメンタリーがついていましたが、なぜかBD版ではカットされています。

押井守による映画評2つ

米国が抱いた最大の恐怖「内部に潜む洗脳者」:日経ビジネス電子版

押井:それで、戦後のアメリカの最大のテーマは何かというと、それはもちろん「冷戦」だよ。その冷戦期のアメリカの最大のテーマといえば、軍事的にはもちろん核の脅威なんだけど、内政的な意味での最大の脅威が何かというと「洗脳」なんだよ。

―「ウィンター・ソルジャー」でも、組織の中に裏切り者が出てきますね。

押井:突然、隣人が共産党員であったことがわかる、とか、共産主義者が組織の中に入り込んでいた、とか。いわゆる「赤狩り」というやつだ。

こちらでは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』について語っています。

ところでこのインタビュアーは(押井監督も?)知らないようですが、そもそもこの映画の原作となったマーブル・コミックスでは、よく社会問題をネタに使っており(ただ特殊能力ヒーローがドンパチするだけじゃないんです)、映画にもそれが現れているところがあります。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では原作の時からもっと露骨に“アメリカの政治・思想的分断”ということがテーマとして扱われていました(むしろ映画ではマイルドになったほう)。

ついでに付け加えると、『オデッセイ』で中国が出てきたことについて。これは『オデッセイ』の原作となった小説『火星の人』の時からあるネタです。ただ原作では「救助計画に中国が参加する代わりに、次の有人火星探査に中国人を参加させる」という交換条件があったことになっていて、映画では取引があったという経緯は省略され、ただ画面で次の有人火星探査にアジア系の人間が入っているということで示されています。とはいえハリウッド映画に中国マネーが影響していることは他の色々な映画を見れば一目瞭然ですが。

立東舎コラム 1972年『ラストタンゴ・イン・パリ』編 - コラム

こちらでは『ラストタンゴ・イン・パリ』について触れています。この連載コラムの内容は2020年8月に発売予定の『押井守の映画50年50本(仮)』という本に収録予定だそうです。

週刊文春がアニメ特集 『エヴァ』や新海誠、押井守らのインタビュー収録 - KAI-YOU.net

あと今更ですが。Twitterのほうには書いたんですけど、ローソン限定で11月28日に発売された週刊文春の臨時増刊号『週刊文春エンタ!』に押井守インタビューが掲載されているとのこと。

イベントで販売された、“後藤隊長サンシェード”が通販にて一般販売されることになりました。発売予定日は2020年1月31日となっております。キャラクターデザインの高田明美氏監修とのこと。

しかしサンシェードをキャラクターグッズにというのは面白い発想ですが(他に『ぼくたちは勉強ができない!』のサンシェードも出ています)、日焼けによる色落ちとか大丈夫なんですかね? まあ別に車で使わず、室内に飾っておいても良いんでしょうが。うちにある某アニメのタペストリーは、室内にもかかわらず窓からの西日食らって色あせてしまっております。

愛蔵版『機動警察パトレイバー』発売!!|株式会社小学館のプレスリリース

2019年11月12日、ゆうきまさみ氏の代表作のひとつ『機動警察パトレイバー』の愛蔵版第1巻が発売されました。少年サンデーコミックス、ワイド版、文庫版と版を重ねてきた本作ですが、愛蔵版では「週刊少年サンデー」連載当時のカラー原稿をすべて再現し、A5の大判にて刊行いたしました。

過去のコミックス化では、物語のつながりを重視して縮小して掲載されていた扉絵も「扉絵ギャラリー」として復刻。連載当時の世相を反映したり、キャラクターの人物像が垣間見えるシーンを改めて楽しんでいただけます。さらに、連載が始まる前に描かれた創作ノートからメカイラストを抽出した「コンセプトアート集」も巻末に収録。パトレイバーの原型となったと思われる機体から、物語に登場することのなかったものまで、さまざまなレイバーを見ることができます。

一般的なカバーがけではなく、特製の函(はこ)入りの特別仕様。各巻の函に掲載している線画は、ゆうきまさみ氏が愛蔵版のために描き足しを行ったものとなっています。表紙も特殊な印刷を施し、『機動警察パトレイバー』の集大成、決定版というべきコレクティブな書籍となりました。

ということで、ゆうきまさみ氏によるコミック版『機動警察パトレイバー』愛蔵版が1月ごとに1巻ずつ全16巻で順次発売されます。なお時々このコミック版を“原作”と書いている説明を散見しますが事実と異なり、あくまでコミック版はメディアミックスで(ほぼ)同時展開した『パトレイバー』という作品群のうちのひとつという形になっています。そのため、TV版、劇場版、コミック版などで設定にも微妙に差異があります。

「機動警察パトレイバー」のアクションフィギュア「ロボ道 イングラム1号機」発売日決定!予約受付開始 - GAME Watch

また、threezeroの新たなロボットフィギュアシリーズ「ロボ道」シリーズ第1弾として、イングラム一号機が発売。定価17,000円とお高いですが、かなり精巧な作りになっていてコックピットなどのギミックが稼働する、パトライトがLEDで光るなどのギミックがあるそうです。

『メタルギア』シリーズで知られる小島秀夫氏は新会社コジマプロダクションを設立し、『DEATH STRANDING』というタイトルの新作ゲームを発表、発売しました。小島氏は以前から押井守作品のファンだと語っており、何度か押井氏と小島氏の対談も行われておりますが、今回押井氏が『DEATH STRANDING』について語っています。

押井氏は近年『Fallout4』について語った話などで、娯楽としては映画よりもゲームの方が優れているといった旨の発言をしておりますが、今回もゲームの優位性などを含めて話しております。

話が逸れますが、押井氏の話し方が(いつものように)ぼそぼそして聞き取りにくいため、今回、わざわざ動画に日本語字幕がつけられました。

つげ義春全集刊行記念イベントレポート

押井守&石川浩司がつげ義春を語るトークライブ、エロティシズムや“引用”の話も(イベントレポート) - コミックナタリー

「つげ義春全集」の刊行を決定したトークライブが、去る11月8日に東京・六本木ヒルズ 森タワーのアカデミーヒルズにて開催。押井守と石川浩司が登壇した。

さらに押井が、自身の手がけたアニメ「うる星やつら」で、「ねじ式」を彷彿とさせる描写や表現を使ったことについても言及。「僕は引用って呼んでるんですけどね(笑)」と笑う押井は「あの回は人の絵コンテだったんですけど、直しはじめたら止まらなくなっちゃって。スタッフも誰も気付かなかったからオンエアされた(笑)。でもリスペクトとかオマージュとか言いますけど、作品を作ること自体が引用ですよ。自分がかつて観た作品の記憶で作ってるだけ」と述べ、「『ねじ式』はすべてのシーンが引用できる。こんなに引用しやすい作品はないです。支離滅裂で、だからこそロジックを見つけ出したいという欲求がそそられる作品」と分析する。

この『うる星やつら』の話は第76話(第53回放送)「決死の亜空間アルバイト」のはずです。

なお、amazonには未だにこの「つげ義春全集」は登録されていないようです