既報の通り、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の4Kリマスター版IMAX上映が始まっており、18日には押井守監督と若林和弘音響監督の舞台挨拶が行われました。その舞台挨拶の内容がいくつかのメディアで報じられております。

なおこの4Kリマスター版はIMAX上映の後、一般劇場でも公開されることが発表されております。

押井守の著書が高校教科書の題材に

三省堂による令和4年(2022年)度版 高等学校教科書 新 現代の国語の題材のひとつとして、押井守監督による著書『ひとまず、信じない』の内容が引用されました。氾濫する情報に対する姿勢を論じた文章をとおして,幅広い知識と教養を身に付け,真理を求める態度を養うことを目指したとのことです。

2021-09-19_13h19_18.png2021-09-19_13h19_37.png2021-09-19_13h20_12.png

あくまで教科書検定に通ったうちの一冊がこの三省堂の教科書ということなので、「高校の教科書を開いたら必ず出てくる」わけではないのですが。また「国語の教科書の題材にコラムが載った」ということなので、“映画監督”としては微妙な気分になりそうなのですが、押井氏本人の心境はいかがなものでしょう。

TVをつけたらやっていた」「実写映画 オトナの事情」に続く【押井守の映像日記】シリーズ第3弾、11年ぶりに刊行!!

『アベンジャーズ』『クローズZERO』から『Fallout4』『女猫雀士 雀奴/闘牌伝説』まで――押井守監督が広大なネット空間で見つけた和洋中、有名無名、長編短編の映画・Vシネ・ゲームなどを好き勝手に斬りまくる!

*巻末に、近年の大ヒット映画や自身の最新作『ぶらどらぶ』などを俎上にのせた語り下ろしインタビューを収録!!

ということで押井守監督のコラム集です。ゲーム『Fallout4』にどハマリしたことが有名な押井守氏ですが、今回のコラム集は映画だけではなく、『Fallout4』を含めたゲームなども入っているのが特徴と言えるでしょう。

攻殻機動隊 SAC_2045』を再構成した劇場版『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』の公開を記念して『攻殻機動隊』シリーズの各作品が9月17日よりAmazon Prime Videoなどで無料オンデマンド配信されるとのこと。

『攻殻機動隊』シリーズ9作品の見放題配信が決定!!

この中には『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズなどが入っておりますが、『イノセンス』は含まれておりません。その事はスルーされておりますが、まず間違いなく『イノセンス』の製作委員会内の一部会社がごねたためと思われます。製作委員会方式って複数の会社が入り込むことによって利害が複雑に絡み合うから、とにかくこういう時にスムーズに動けなくなるんですよね……(系列会社も含めるとさらに関係会社は多くなる)。海外映画などを見ていたら実在する会社や商品の名前がぽんぽん出てくるのに日本では(別にその会社や商品について毀損する内容でなくても)実在会社、商品の表記は徹底的に避け、もじったりぼかしたりしているのもその影響が大きいです。

その関係で、例えば『ゆるキャン△』の原作漫画ではAmazonの名前がもじられていたのに、ネット配信はAmazon Prime Video独占だった実写ドラマ版『ゆるキャン△』では直接Amazonの名前が出てた、なんてこともありました。

以前行われていた『機動警察パトレイバー』の4DXでの再上映が、ユナイテッド・シネマ札幌ユナイテッド・シネマとしまえんユナイテッド・シネマ豊橋18ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13ユナイテッド・シネマ PARCO CITY浦添にて行われるとのこと。上映期間は『機動警察パトレイバー the Movie 4DX』が2021年9月17日から9月23日まで、『機動警察パトレイバー2 the Movie 4DX』が2021年9月24日から9月30日までとなっております。

個人的にごたごたしていてTwitterにしか書いていなかったのですが、BS12で12月に、以下の2作品の無料放送が行われます。特に記述がないのでサウンドリニューアル版ではなくオリジナル音声版ではないかと。

ちょっとした押井守マニア、あるいは『ルパン三世』マニアなら、押井守が監督をするはずだった幻の『ルパン三世』についてはご存じでしょう(そのあたりのことは詳しくはTHE ルパン三世 FILES ルパン三世全記録)という本に記述があります)。これは本来『カリオストロの城』のあとに「『ルパン三世』にとどめをさす(終わらせる)」ことを目標としていたものですが、その企画が潰れてルパンは延々と生きながらえ、何と2020年代になって、押井守氏が『ルパン三世』にまた関わることになりました。

押井守、「ルパン三世」新アニメでゲスト脚本。「責任はとれません」 - AV Watch

ルパン三世シリーズのアニメ最新作「ルパン三世 PART6」のゲスト脚本家陣が発表され、湊かなえ、押井守など、小説界・アニメ界を賑わす豪華な顔ぶれが名を連ねた。シリーズ構成は推理小説家でアニメ・特撮の脚本も手掛ける大倉崇裕が担当する。10月から日本テレビ系で全国放送され、日本テレビでは10月9日の24時55分から放送予定。

(押井守)まさか、またルパンに関わるとは夢にも思っていませんでした。シリーズ構成の大倉さんが、「好きに書いてください」と言ってくれたので好きに書かせて貰いました。
責任はとれませんが、きっと大倉さんを始めとした皆さんが戦ってくれるのでしょう。
この脚本を採⽤してくれた製作者の皆さまの英断に感謝します。

あくまで“ゲスト脚本家”のひとりなので「ルパンにとどめを差す」ようなことはないでしょうが、さて……。

9月17日から全国35館のMAXシアターで『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 4Kリマスター版』が上映されるとのことです(『2.0』ではありません)。おそらくUHD BD版用にリマスターされたものでしょう。IMAXシアターではない劇場でも10月1日より上映されるとのことです。この調子なら『イノセンス』4K版もIMAX上映してくれるかな?

TOHOシネマズ 日比谷での9月18日、1000時の回上映後には、押井守監督と若林和弘音響監督の舞台挨拶も決定したとのことで、チケットの抽選販売受付は既に始まっております。

押井守監督による映画評論本のひとつ『シネマの神は細部に宿る』の電子書籍版がいつのまにか発売されておりました。

監督、押井守のフェティッシュを刺激した、いつまでも忘れられない映画を、ジャンルごとにランキング形式で紹介。『愛の嵐』の軍服の着こなし、『2001年宇宙の旅』の粘土みたいな宇宙食、『クール・ランニング』のバセット……。
歴史的傑作から、世間的にはB級、C級と呼ばれる作品まで。著者の心をとらえて離さない映画の数々を、主観まみれ、あふれんばかりの毒舌と愛をこめて語る偏愛映画本。

どういった本かについては以下の過去記事をご覧下さい。

先述の通り、押井守監督の誕生日である8月8日にTOKYO MX2にて『ぶらどらぶ』全話一挙放送が行われますが、同日にニコニコ生放送にて【ぶらどらぶ特番&一挙放送】特効野郎IA TEAM 〜世にぶらど愛を配れ〜が1400時より配信開始され、ぶらどらぶの全話コメンタリー配信のほか、押井守監督、絆播貢役の声優である佐倉綾⾳さんが収録映像で登場、またアーティストのasami(LOVEBITES)さん、Ayasaさんが生出演してのトークも行われるとのことです。押井氏と佐倉氏の出演が生ではないのが残念ですが注目したいところ。

情報が遅くなりましたが、押井守監督が本人役でカメオ出演している映画『花束みたいな恋をした』のBD/DVDが発売中です。オンデマンド配信はまだのようで。