ホビット ゆきてかえりし物語/翻訳対比表
- 原書房版は新版しか持ってないので、訳語の違いに関する他サイトの情報を基に作成。原書房旧版の訳語や、岩波版の異訳など、足りない部分が多いです --
- Wilderlandの備考欄に「闇の森があるように、荒涼とした荒れ地ではない」とありましたが、日本語の「荒れ(地)」は何も生命が絶えた荒涼とした地(不毛)、という意味だけではなく、人の手入れがなく自然のままに放置された、というまさに英語のwild「野生、未開拓」に対応した意味もありますので、誤解を招かぬよう文を変えました --
- 何このページ、二つを比較した上で山本訳を叩いて楽しもうとでも? --
- こちらのサイトは事典ですから、固有名詞の訳語の混乱が表の形にまとめられているのはたいへん利便なことだと思います。本を読んでいて、○○の語がいったい何を指したものなのか把握する助けになりますし、この事典の各項目を読んだり書いたりする時にも該当箇所の参照に役立ちます。 --
- ただ、末尾にある「その他」だけは、ここで一覧化する意義がよくわかりません。どういう基準で列挙されているのでしょうか?文章の訳が違うのは、全編に渡ってそうだと思うのですが。固有名詞の場合と違い、言い回しの差を列挙することが読解の便覧になるとはあまり思われません。 --
- 山本訳が出た当初、ナンタルチアやサーラバイバイが変な訳としてよく取り上げられたので、一応載せておきました。韋駄天に関しては映画LotRの字幕でStriderが韋駄天と訳されたのが批判され、このサイトにも「韋駄天」のページがあるので、山本訳ホビットにquickest runnerの訳語として登場していることもおまけで触れておこうかな、くらいの気持ちです。 --
- 映画をみたとき、韋駄天は良い訳だと思ったけど。足が速いだけでなくアラゴルン本人を少し揶揄した感じもある --
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