ソーリンの館
- 「みすぼらしい仮住まい」は、トーリンの自尊心と、山の下の王国奪還の悲願から出た言葉だと思っています。トーリンにとっては、いかに立派な館であっても「本来自分がいるべきところはここではない」と考えていたのでしょう。 --
- ドワーフにとっての最後の憩いの館 --
- トーリンの住まい以外にもドワーフ達の都市、集落は無かったのでしょうか?だとしたら寂しすぎます --
- あったと思いますよ。たしか指輪物語中に、青の山脈へ赴くドワーフたちがブリーやホビット庄を通行するって書かれてた記憶があります。外国のサイトを見ても長髭族以外の氏族が結構いたようですし。 --
- http://img.photobucket.com/albums/v702/OldTomBombadil/LOTRO/Palantiri/ThorinHall/ThorinsHall.jpg --
- エレボールが再興されるまでは実質ここがドワーフ世界の中心だったんでしょうな --
- トーリンの館が本来どのようなものだったかは、いつ頃建てられたかによっても解釈が変わるだろう。「蹄鉄鍛冶屋や石炭堀りに身を落とした」頃の物をそのまま使用していたなら本当に掘建て小屋程度だったろうし、後に「あまり落ちぶれていないと言えるまでになった」頃ならばそれなりの館を建てていた事だろう。 --
- 「蹄鉄鍛冶屋や石炭掘り」をしていた頃というのはおそらく褐色人の国を放浪していた時代ではないかと思われます。当地の人間は富もないでしょうが同時に鍛冶技術にも乏しいでしょうから、下賎の仕事とはいえ食い扶持には困らなかったのでしょう。青の山脈に定住する頃には「ここでかれは営々と働き、交易を営み、かれとしては可能な富を得ていた。そしてさ迷えるドゥリン一族のうちの多くの者がかれが西の地に住まっていることを聞きつけてその許にやって来たので、かれの一族の数もふえてきた。今では山の中に立派な館が並び、品物も貯えもでき、生活もそれほど辛いものではなくなった。」とありますから。 --
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