ホアルムーラス

概要

カテゴリー人名
スペルHoarmûrath
異訳ホアルムラス、ホアラムラス
その他の呼び名氷の王(Ice-King)、ディーアのホアルムーラス(Hoarmûrath of Dír)
種族ナズグール
性別
生没年第二紀1954~第三紀3019年3月25日
エムーラス(Emûrath)(母)
兄弟アムーラス(Amûrath)(姉妹)
配偶者不明
不明

解説

指輪の幽鬼の一人。ICE設定にのみ登場する、第6位のナズグール。
中つ国北方のウルド(Urd)にある、ディーアの森(Forest of Dír)の出身。女系が支配する、ウルドの狩猟部族のひとつを統治していた母エムーラス(Emûrath)が第二紀1962~1975年のウムリ戦争(Umli Wars)で死ぬと、姉妹(姉か妹かは不明)であるアムーラス(Amûrath)が統治者となり、ホアルムーラスは女王の血縁者として、ウルダール(Urdar、ウルドの民)の男性としては最も大きな力を得る。だが南方のアヴァリより知識を得ていたホアルムーラスは女の下につくことに屈辱を感じ、やがてアムーラスと争い、後にアムーラスを殺害。その後アヴァリの後押しを得て他のウルドの部族を支配し、1992年にウルドの王となった。

だがホアルムーラスはさらに不死をも望むようになり、アヴァリと手を切ってモルドールと接触、2000年にハムールより九つの指輪のうちのひとつを与えられ、北方に巨大な版図を築く。その後約1000年の間、モルドールでサウロンに仕えていたが、サウロンがヌーメノールの虜囚となっている間、ホアルムーラスは北方に戻り、最後の同盟の戦いが行われるまで、リョヴァニオンを脅かした。

サウロンが倒された後一時姿を消したホアルムーラスは、第三紀1050年にウルドに再び現れ、失われていた自分の王国を再建。ディーアの森の居城で力を取り戻す。やがてサウロンに召集されてモルドールに行き、魔王アコーラヒルインドゥアと共にミナス・イシルを攻撃して陥落させ、ミナス・モルグルと呼ばれるようになったこの地で、サウロンのための軍勢を鍛えたという。

画像

hoarmurath.jpg

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