テルペリオン†
概要†
カテゴリー | 植物 |
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スペル | Telperion |
その他の呼び名 | ティエルペリオン(Tyelperion) シルピオン(Silpion) ニンクウェローテ(Ninquelótë) 白の木(White Tree) 始源の木、木々の中の始源なるもの、最古の木(Eldest of Trees) |
解説†
クウェンヤでのより正しい形はティエルペリオン*1。シルピオン、ニンクウェローテ*2をはじめ多くの名がある。
ヴァリノールの二つの木のうち、年長の白銀の雄木。
一つの木は、葉裏が銀色に輝く濃い緑の葉を持っていた。無数の花々の一つ一つから、銀色の光の雫が絶えず零れ落ち、木の下の地面は、翻る葉影に斑に染まった。*3
ヴァルダはエルフの目覚めに備えて、水桶に溜められたテルペリオンの雫から新たな星々を創った。
テルペリオンはラウレリンと共にウンゴリアントによって枯らされるが、テルペリオンの最後の花が月となった。
エルダールが特に愛したのが、テルペリオンとその銀色の輝きだった。ヤヴァンナはテルペリオンを模してガラシリオンを作り、ティリオンのエルダールに与えた。(ガラシリオンの実生の一つはトル・エレッセアに移植されてケレボルンとなり、ケレボルンの実生はヌーメノールに運ばれてニムロスとなった。その実生が中つ国に運ばれて育ったものがゴンドールの白の木である)
またトゥルゴンはテルペリオンを模したベルシルを、ゴンドリンの王宮の庭に据えていた。
コメント†
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