カルロックの渡し

概要

カテゴリー地名
スペルFord of Carrock
異訳カーロックの渡し

解説

指輪物語』において、グローインが言及している大河アンドゥインの渡し場。ビヨルン一党によって防衛されている。

名称からしてカルロックの浅瀬のことと思われるが、『ホビットの冒険』ではこの浅瀬は川の東岸と川のただ中に聳える岩山とをつなぐものでしかなく、カルロックでアンドゥインを渡河するのはビヨルン以外には不可能であるとされている。

終わらざりし物語』の索引でクリストファ・トールキンは、グローインの言及した「カルロックの渡し」とは古森街道渡り場のことであろうとしている。しかし同書収録の「指輪狩り」では、ゴクリを捕らえたアラゴルン二世と、その報せを受けたガンダルフが、どちらもカルロックアンドゥインを渡ったと述べられている。

コメント

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  • 作中で明言はされてませんが、名称からしてカーロックの西半分にも石で浅瀬を作って両岸を繋ぐ浅瀬にしたと考えた方が自然なような。古森街道(Old Forest Road)に繋がる渡り場(Old Ford)のことを指すという根拠はどこでしょうか? -- 2015-05-20 (水) 01:02:20
  • 「ビヨルン一党の助けを借りて~」は、指輪本編のグローインのセリフにもあるようにここが同一党によって防衛されている関所だからその協力で通行した、という意味でしょう。クマの姿になれる彼らの手助けがないと渡れない、なんて解釈は不自然極まる。グローインのセリフからしてもここは交易路なんですから、いちいちクマの姿になって担いで渡ってたら交易にならないでしょう。考察が浅いし記事の体裁も整ってないし、主張しない方がよろしいかと。 -- 2020-10-27 (火) 18:30:34
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