エゼッロンド†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Edhellond |
異訳 | エゼルロンド |
その他の呼び名 | アムロスの港(Amroth's haven) |
解説†
シンダリンで「エルフの港」の意。ドル・アムロスの北、モルソンドとリングローが合流する地点の近くにあった、シンダールとシルヴァン・エルフたちの港。
第一紀の終わりから第二紀の初め頃、ベレリアンドから船で逃れてきたシンダールによって建造され、後には海を求めてアンドゥインを下ってきたシルヴァン・エルフたちが集まった。
アムロスが王だった頃のロスローリエンのエルフたちも、この港から西方へと旅立っていた。アムロスがニムロデルを待ち続け、ついには沖に流された船から入水したのもこの港である。
指輪戦争の時代には、この港はドル・アムロスの伝承としてだけ残っており、エルフたちはすべて去ったようである。
『トム・ボンバディルの冒険』に収録された詩「最後の船」は、エゼッロンドから船出していくエルフたちの最後の船についてのものであるとされる。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
プレイヤーキャラクターをエルフに選択した場合の出身地として選択可能(ただしゲームがエゼッロンドから開始されるわけではない)。ゲーム内マップ上のエゼッロンドは、エルフによる建物や港が残されているが廃墟と化しており、港には海賊の船が停泊して、かつての都市部も海賊が占領した状態となっている。
サウロンの没落後は海賊は駆逐されており、この地にいるわずかなエルフによって、海賊の影響でもたらされた外来性植物の除去や、もとの植物の復元などといった作業が行われている。
コメント†
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