アエリン†
概要†
解説†
ドル=ローミンに住むフーリンの親戚*1。インドールの娘。
ニルナエス・アルノエディアドの合戦後、ドル=ローミンの地に東夷が侵入してハドルの族が奴隷にされると、アエリンは東夷のブロッダとの結婚を強いられる。ブロッダには奴隷ではなく妻として扱われ、アエリンのおかげでブロッダの屋敷では宿を乞う者を受け入れるなどの古き良き風習が保たれた。
アエリンは当時困窮していたフーリンの妻モルウェンを密かに援助した。このことでアエリンはブロッダから暴力を振るわれた。
過酷な冬の最中、グラウルングの呪縛によりフーリンの息子トゥーリンがモルウェンとニエノールを捜してブロッダの屋敷に乗り込んでくると、彼に二人がドリアスへ去ったことを告げる。呪縛が解け、激昂したトゥーリンがブロッダを殺害し、それを引き金に屋敷で東夷たちと蜂起したハドルの族の奴隷たちの殺し合いが起こると、アエリンは彼の短慮を諫め、直ちに立ち去ってモルウェンのもとへ行くよう進言した。
トゥーリンが生き残ったハドルの族を連れて逃亡すると、アエリンはブロッダの屋敷に火を放って自害した。
コメント†
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