あやめ†
概要†
カテゴリー | 植物 |
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スペル | iris, flag-lily, iris-sword |
異訳 | 花菖蒲(flaglily) |
解説†
あやめ野に多く生え、あやめ野とあやめ川の名の由来となった植物。イシリエンやナン=タスレンにも生えていた。
gladden†
あやめ野(Gladden Fields)及びあやめ川(Gladden River)の名で「あやめ」と訳される英単語。『指輪物語』の旧版では動詞のgladdenとの混同からか、「嬉し」と訳された。
『Guide to the Names in The Lord of the Rings』によるとgladdenは(植物の)flagやirisの意味。元は古英語のglædeneであり、現代英語ではgladdonと書かれる。
『The Letters of J.R.R.Tolkien』のLetter#297(1967年)には上記の解説に加え、作中におけるこの語は川や沼地に生えるyellow flagことキショウブ(iris pseudacorus)(Wikipedia:キショウブ)のことを指し、現代英語でgladdonと呼ばれるiris foetidissimaではないと説明されている。
『The Lord of the Rings A Reader's Companion』では、ゴールドベリのベルトの描写に登場する「あやめ(flag-lily)」の語はあやめ野のアヤメであるyellow-flagの別名としている。
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