黒きヌーメノーレアン
- ドゥーネダインの従兄弟なんだよね。でも、サウロンを崇拝してるって点が違いますね。 -- かごめ
- サウロンの口も黒きヌメノール人ですよね。 -- 黒馬
- でも、エル・ムラゾールとアコラヒルとアドゥナフェルは後に九つの指輪の力で肉体を失ってナズグールとなったんですよ。 -- 日暮かごめ
- 二つの塔(下)で、ナズグールについてファラミアが「この人間の王たちは暗黒の悪に陥ったヌメノールの人間たちであったといわれている」と説明しています。ナズグールみんな黒きヌメノール人のようですね。 --
- 確か東方のドゥネダインと言われていた国の王もいますので全員がヌメノール人ではありません。 --
- それって、どこに書いてあるのか教えてください。 --
- まずはナズグルをこのwikiで調べましょう。ナズグルの所に教授が設定したナズグルとして魔王とハムール(東夷)と書かれています。 --
- なあるほど。終わらざりし...ですか。東方のドゥーネダインっていうか東夷ですね。ドゥーネダインは西方の人々だし。それはともかく、そうするとファラミア達ゴンドールに代々伝わっている伝承は、一部間違っていたということですねー --
- ICE設定でハムールは東方のドゥネダインとも呼ばれるエルダールの血を引いたウォマウの国の王とされている。これを引用したのでしょうね。 --
- あ、東方のドゥネダインのドゥネダインって比喩だったんですね。失礼しました。 --
- ファラミアは「全員が黒きヌメノール人だった」と言っているわけではないので、伝承が間違っていたわけではないかと。黒きヌメノール人もいた、という程度のニュアンスだと思われます。 --
- ミニチュア・ゲームの彼らはみんなプレデターじみた黒騎士 --
- ゲームとか中つ国の二次創作物ではよく敵幹部の一人やラスボスとして登場する人種。ナズグールや悪霊のように極端な強さはなく、東夷やハラドリムとは違い宝玉戦争を知り高度な技量を備えながら(知っているからこそ)堕落してしまったタチの悪さから強敵として扱いやすいらしい --
- そして例外なく禍々しい格好だし、下に書かれてるように肌は蒼白で地が通ってない。 --
- "黒き"とは言うけど、肌の色は真逆の真っ白なイメージ --
- そりゃまー腹黒いとか闇の下僕ってことで黒言れてるだけで、外見はフツーのヌーメノール人と大差ないでしょうしねー。 --
- いや、人種的な意味で白いんじゃなくて、本当にアルビノレベルで真っ白な肌のイメージ。んで、血が通ってなくて、触ると氷みたいに冷たいとか。 --
- 嵐を呼ぶ魔剣とか持ってそう --
- サウロンの口辺りをはじめ、異形というか顔つきがやばそうなの多いけれど、一応、人間なんだよね?彼らも普通に家族を持って子を成すんだよね? --
- 人外じみた姿のサウロンの口はあくまでも映画版(及びその関連作品)のみの設定です。 --
- 原作では特に特徴的な姿格好の描写はないんでしたっけ。原作的には御目の旗印を掲げてる黒っぽい装束や甲冑姿の人間なのかな --
- 原作ではサウロンの口の供回りの兵士の種族は言及されていません。 --
- 一応人間だけど妖術で長生きしすぎて己の名前を忘れたりしてる当たり、結構人間辞めてるのに近いのでは。 --
- サウロンの口のようにサウロンの側に仕え、妖術を得た者は人間辞めてる人間でしょうね(ある意味ナズグールも同じ口)。多くの黒きヌーメノール人は記述にもあるように中つ国の人間と混血し、同化していきました。 --
- もしサウロンが指輪奪われなかったらドワーフの指輪を与えられて10人目のナズグルになったのかな? --
- 作品によって、目玉をくり抜いて義眼にしてる奴とか、体を小さい鎧に押し込んで無理やり縮めてる奴がいる --
- ヌメノールの没落から指輪物語の時代まで世代を超えてサウロンに忠節を貫いていたから、ある意味、凄いな。 --
- 黒きヌーメノール人と言えども敵対している忠実なる者、同様、他種族の人間と交わり、ある程度、同化していったんだよな。 --
- それともサウロンの口を見れば分かるようにオーク、トロルと交わったとか? --
- あれは映画のデザインだし。原作ではあんな人間離れしてない。 --
- スペインとかポルトガルとか、力をつけた植民地に楯突かれて最終的に独立されてしまった旧時代の帝国に対する作者なりの皮肉と取れなくもない。教授がそれを念頭に置いて執筆したとは考えにくいけど --
- 禍々しいという言葉が実に似合う甲冑がかっこいい --
- 彼らの中にも何かしらヌメノールの遺産や技術は残っているのだろうか。 --
- そりゃあるんじゃない? --
- バラヒアの指輪のように何らかの遺産の類いは残っていると思いますね。技術は仮に継承に成功していてもサウロンがより良いものを提供できたなら捨ててそう。或いはサウロンの技術と融合して得体の知れないものになったか --
- 優れた技術や遺産はサウロンに奪われたり、堕落や快楽に繋がるものをサウロンから提供されて自らそれを捨てたりしてそうだな。あのゴンドールですらヌメノールの技術は徐々に失われていったのだから、亡国の民で元々サウロンに近しい彼らが最後まで技術を継承できたとは思えん。 --
- ヌメノールの技術より邪な誇りや支配欲を濃厚に引き継いでそうだな。
植民地にいた英国人が本土にいる英国人より自らのアイデンティティを重要視したように。 --
- 何で外見までやべー奴ばっかり出てくるんだろう --
- 原作挿絵ではサウロンの口もわりかしまともな外見だったから、やばい外見の奴らばかりとは限らないのでは。
一応「文明人」にはカテゴライズされるわけだし。 --
- 原作云々は置いといて、刺々しい甲冑を好むのは何故だろう。地肌が蒼白なのも --
- コンキスタドールっぽく描いたらスペイン・ポルトガルの読者はどう思うだろう --
- 本記事の中で、
ナズグールのうち、かれが九つの指輪で誘惑した者達の中で三人は、ヌーメノール人の偉大な諸侯たちであったと言われているとあり、この三人は黒きヌーメノーレアンであった可能性がある。
という記載があるけど、ナズグルの登場は第二紀、そして黒きヌメノール人はヌメノール没落後の堕落したヌメノール人がそう呼ばれるようになったから時期的には合わなくない?
(本記事内でも、"ヌーメノールの没落後もそうした植民地で生き残った王党派のヌーメノール人は、モルドールに戻ったサウロンへの臣従を続けて西方諸国と敵対し、黒きヌーメノーレアンと呼ばれるようになった"とあるし)
第二紀3319年のヌメノール没落から3441年の、約100年の間であったとしても、本国が滅んでいるのなら偉大な諸侯という言及からは程遠いイメージだし。 --
- 広義には、時代にかかわらず中つ国でサウロンを崇拝するようになったヌメノール人のことを「黒きヌメノール人」と呼んでいるふしがあるので、ナズグルになった諸侯についてもそういう広義の黒きヌメノール人かもしれない、ということで良いのだと思います
(黒きヌメノール人の説明についてはサウロンの口の引用文で述べられていることも参照) --
- 要は「堕落したヌメノール人」ってことですよね。把握感謝。 --
- たぶん、この記事の説明文がヌメノール没落前からの堕落したヌメノール人の流れについて書き起こしてるのも、そういう広義の意味を含んだ説明になるように配慮してるからなんだと思いますね --
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