山本史郎
- B級翻訳家。まず日本語を勉強してほしい。 -- ピピピン
- ハードカバーで豪勢に見えるから困る --
- とりあえず、誤訳はないな。(高地のエルフとかはまあ……)文の意図は瀬田さんよりも汲み取っている。それを文章にできていない。 --
- ・・・つまり、センスがない? --
- ちょっと弁護。翻訳家じゃなくて研究者だからセンスのなさはしょうがない。あと、訳語を変えることで日本語の版権問題を回避しようとした出版社に乗せられたところもあるのかも -- yamamot
- 映画のパンフレットでのやる気のなさは最低。単にホビットの冒険のあらすじを書きつらねただけ。さんざん攻撃されたんでやる気がなくなったのか --
- もし中つ国にミノタウロスが存在してたら「牛鬼」なんて訳されそうですね。 --
- 誤訳に関して言えば瀬田のほうも結構酷かったりする。ただ山本は「ちゃんと読めてるけどちゃんとした日本語にできてない」タイプの訳者で、日本語選びが下手糞だから叩かれてる。嘘だと思ったら原著と瀬田訳と山本訳を比べてみるといい。 --
- つまり、瀬田と山本が合わさり最強に見える --
- 「ちゃんと読めてる」とは言い難い誤訳多いです。 --
- 山本訳以外のホビットの冒険ってあるんですか?? --
- ありますよ。指輪物語と同じ瀬田さんが訳してるものがあります。岩波から出てたような。 --
- そうなんですか。。ちょうど今日山本訳のを書店で買ってしまったもので・・・ ありがとございますノ --
- 今後、「はじめて読んだトールキンが山本訳」という世代が出てくると思うけど、その人たちが瀬田訳を読んでどう感じるかな。私は瀬田訳がすりこまれてるから、もうあれ以外はダメだけどw --
- 一応初めて読んだトールキンが山本版のホビットだったけど、映画が全部瀬田準拠だから瀬田訳を刷り込まれたよ --
- 文字だけよりも映像と音声があったほうが印象が強いってことでしょうね。 --
- とりあえず、ビファー、ボファー、ボンバーはやめて欲しい。人の名前だけはちゃんと書いてくれ。 --
- でも映画『ホビット』の英語風発音を聞くと、確かにビファー、ボファー、ボンバーに近いように聞こえるんですよね --
- 韻を踏んでるから響きは似てるけど、やっぱりちょっと違和感があるのですよ。 --
- 『指輪」追補版で、「rは子音の前でも音は失われない」とあるので、ビフール・ボフール・ボンブールが正しいのでしょうが、ネイティブの発音はわれわれの耳にはそんなに差がないって事でしょうかね。後書きで田中さんも「トールキンの肉声テープでは『アラゴーン』と発音されていた。」と書いておられますだ。--子馬のサム --
- すみません、子音の前ですらないですね。引用には「rはどの場所におかれても顫動音のrを表し」を付け足さないと。--子馬のサム --
- 初見が瀬田訳だった私としてはビファー、ボファーなど語尾が伸びている名前は何となくドワーフに馴染まないように思えてしまいます。 --
- 原則的にrはルで訳しますから。それと発音は別物ですが日本人的には瀬田さんが正解。 --
- 赤表紙本周りのややこしい設定からすると、「本来は「ル」は発音するけど、教授は普段は英語読みするからルが消えてた」くらいまで考えられるな --
- どちらにして、も指輪物語の翻訳にはその世界観をちゃんと把握してないとダメというのが訳者には大きな壁になりそうですね。映画字幕も。 --
- 原発音とかけ離れた瀬田訳も、響きは似てるけど違和感のある山本訳もちゃんとはしていませんから、なかなか難しいですね。 --
- でもマイケルをマイコーとは訳さないだろう。そういうことだよ。 --
- それは単に「マイケル」が歴史的に浸透してるからで、瀬田訳にそこまでの正当性はない。好みの問題では。 --
- 正直、10代の自分は瀬田訳でも山本訳でもない新訳版が必要だと思う。両方を組み合わせた版が。 --
- そうね、ホビットについては新訳が欲しいかも。山本新訳ではなくw --
- ハリポタより遥かにマシな訳だしそもそも瀬田さんがいるから無問題。指輪はそこら辺に恵まれているのが幸運。 --
- 東大教授という肩書きがマイナスに作用している部分もあると思う。自分の能力のなさを棚に上げ、盲目的に学歴社会を批判するタイプの人たちから反感を持たれやすいタイプ。一種の差別か? --
- それ以前に瀬田さんが名訳を出したからね...誤訳は多々あるけど豊穣な世界観は素晴らしいものがありましたから。 --
- 台詞と固有名詞以外の文脈には問題は無いのでしょうか?もっとも、この2つが大問題なんでしょうが --
- 「文章の意味の翻訳」という点では瀬田訳より正確とされています。ただもともと研究者に近く、童話とかの翻訳者ではないので表現力に劣り、トールキン世界についての読み込みも浅い点で評価を落としている感じですね --
- 優れた英文邦訳には、英語の知識だけでなく、日本語に関する深い洞察と豊かな感性が必要。この点では瀬田氏に一日の長があると思う。 --
- 瀬田氏の時代はろくに資料もなく手探り作業だったのを忘れてはいかんよお若い衆 --
- 書く側に得手不得手の分野があるのと同じように、読む側にも好みと譲れないポイントがある。要はどちらがより好みか、であって、優劣では無いと思う。自分は瀬田訳の雰囲気が好きだけど、山本版の情報量は資料として素晴らしい。よだれ垂らしながら読んでますよ。 --
- 優劣を付けたいという好みで物を言ってる人には通用しない理屈ですよ --
- 情報量が豊富なのは翻訳如何ではなく原本が研究書だからなので・・・ --
- 指輪物語も目を通してないのでいろんなお粗末なミスを大量にやらかしてます。後発なのに情報量が少ない状態で訳したので叩かれたのです。 --
- で、これからも未来永劫貶し続けるつもりなの? --
- 赤毛のアンの関連書籍でもやらかしているので、やらかし続ける限り延々と叩かれるでしょう --
- 正当な理由がこちらにあるからって、思い出す度にネチネチとこき下ろすのは無節操というものじゃないのか --
- 一過性の言行ならそれもわかりますが、翻訳は長年残るものですから、氏の翻訳が残る限りそれについてコメントが付されるのもまた当然でしょう。 --
- 新しい話題が出てくることが少ないからな、話すことがなくて同じ話を繰り返してるだけだよ
まぁしゃーない --
- 思い出す度にというよりも新規に入って来る者が新たに怒りをぶつけるという事を繰り返しているだけですよ。自分もその一人です。 --
- 最近出たアラン・リーとジョン・ハウの画集の翻訳監修も担当してるが、少なくとも指輪と宝玉に関しては8割方瀬田・田中訳に準じてる。それでも所々「?」となるような箇所があるけど。 --
- プロとして仕事を受け、対価を得る代わりにプロの仕事をするわけだから、まあそこに対する目が厳しくなるのは仕方ない。
前任者が偉大過ぎると後継者が困る好例。
勿論、批判されるのは仕方ないと共にその批判にも限度やモットーはあってしかるべきだが。 --
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