ベルーシエル
- 中つ国にも猫がいた唯一の典拠だったと思います。 -- カイト
- 『トム・ボンバディルの冒険』にも猫が出てきます。あとついでにライオンも。 -- ホビット
- 『王の帰還』にサウロンがシェロブのことを自分の猫と言っていたという記述があります。ベルシエル王妃の猫たちも意地悪な王妃の侍女のようなイメージですし、教授の中では「抜け目のない悪女」の記号だったのかもしれませんね。 --
- 教授は猫に対して余りいい感情を持ってなかったのかもしれませんね。初期稿ではTevildo,Lord of Catsという大きな黒猫の姿をしたマイアがモルゴス軍にいて、フアンとルーシエンに敵対してますし。後にこれはサウロンに置き換えられるわけですが。 --
- そのまんまの設定だったらギャラクターに仕えるベルクカッツェみたいになったかもw --
- いくら悪女とはいえ歴史書から名前を抹殺するとは、ゴンドール政府はトロツキーらの名を抹消したソヴィエト政府みたいだと思った。
- 「ローマ人の物語」(塩野七生著)のどこかに、古代ローマに「記録抹消刑」とでも訳すべき刑があって、該当人物に関する記録を抹消してしまうことがあったようです。なので、教授がコミュニズムから想を得た、というよりは双方の共通して古代ローマの制度を元ネタとした、という可能性が高いと思います。いずれにしても、「○○に記録抹消刑を執行した」という記録は残ったのでしょうけれども。 -- カイト
- 海外のトールキン関係のサイト巡ってみると、この方、黒きヌーメノール人だという記述をよく目にします。教授が明言しているわけではないですけど、教授のインタビューから推察するとその可能性が高いんだそうですよ。 --
- いくらロクでもない悪女でも王妃だった者を歴史上から抹殺するなんて、普通は考えられませんからね。 猫を使ってスパイ活動するほどだから、よほどとんでもない事をやらかしたとしか思えませんね。 --
- 黒きヌーメノール人が王家近辺に潜伏しているとは、ゴンドールの闇は深い --
- どうもこの婚姻は艦船王ファラストゥアが主導した黒きヌーメノールの懐柔を目的とした政略結婚の節があるのがなんとも・・・ --
- 登場人物の口から、こういう本編内では語られていない伝承のことがさりげなく出てくる。奥深いですねえ。 --
- トールキン氏の嫌いな物。ダンドツ1位:蜘蛛。次点:猫。 ということでFAですか? --
- 昨今はエルフ耳よりも猫耳が人気と聞いて教授激怒 --
- 「猫を使役する魔女」めいた噂は、他のもっと表沙汰にできない行いを糊塗すべく、意図的に流されたものだっとしたら…とか考えると妄想がはかどる --
- 以下、1966年のトールキンへのインタビューとされる内容。「ベルーシエルは内陸の街へ戻り、悪に堕ちた(または悪に戻ったか。彼女の出自は黒きヌーメノール人だったのかもしれない)。彼女が属する民は猫を嫌っていたが、猫は彼らに飛び乗ったり、付いて回った。猫は自分たちを嫌う人を追いかけたりするでしょう?私にはそんな友が一人いる。彼女は面白半分に猫を拷問して楽しんだのだろう。だがいくらかは残して、利用した。夜陰に乗ずる邪悪な使い走りとして調教し、彼女の敵たちを探らせたり、彼らへの脅しに使った。」 --
- 終わらざりし物語も出てない半世紀前に、旅の仲間でちょっと名前が出ただけのベルーシエルについて教授に質問した人がいるというのがまず恐ろしい --
- トールキンは犬派 --
- うつろ舟 --
- 大槻ケンヂの歌に出てきそうな人 --
- そんなキレイごとを言うと燭工通りの角から王妃の猫が来ちゃうぞ~♪ --
- これがギリシャ神話だったら、猫と共に星座になっていそうなストーリー --
- 少なくとも贅を尽くすようなタイプではなかったみたいだし、あんまり邪悪感がない --
- 黒猫差別は問題だが、仮にも猫をかわいがるおばさんが邪悪というのが見えてこない。なにをやらかしたんだろう。 --
- 人の秘密を探らせた、とあるから恨みは買いやすかったんだろうね。
最初は義憤や正義感でやっていたことが、贅沢も好きじゃない彼女には段々唯一の楽しみ、情熱の吐き出し口となりいつしか暴走してしまったとか...。 --
- 記録抹消刑というのは帝政ローマにもあったが、存在していた事さえ腹立たしい・生きていた事績を残らず消し去ってやるという並々ならぬ同時代人の憎悪がなんとも凄い。 --
- 消息を絶った後どうなったんだろうね。教授は故郷に帰ったんじゃね?とは言ってるけど、ならその後は..... --
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