タル=アルダリオン
- 考えてみると、祖先のエアレンディルの海好きの一面を濃く受け継いだ人。でも、ハッピーエンドは受け継げなかった不幸な人。 -- カイト
- 「終わらざりし物語」によると、ヌーメノールの王の世継ぎはエルロスの家系の者としか結婚してはならない、これにそむいた者は王の世継ぎたる資格を失う、という法を定めたのも彼ということになっている。(別の文書には、「王家の結婚」に冠するこのきまりは法律ではなく、王家の尊厳を守るためのに慣習となったものだ、とあるようだが。)…互いに互いが悪いと思っている夫婦の仲が冷え切らぬわけがない。(そしてこうした小さく見える亀裂がやがて国の存亡にかかわる重大な過ちを招く。)
- 航海好きの性格が故に、家族からあまり快く思われなかったみたいですね。 --
- 中つ国の伝説らしからぬ、(後味の悪さもピカ一な)嫌にリアルな家庭崩壊ドラマの主人公。 --
- ヌーメノール王家の人々、後代のアル・ファラゾーンや節士派のイメージからもうちょっとヒロイックな言動とキャラクターなのかと思ってましたねー。 --
- 中つ国の自然破壊を引き起こした張本人。 船を作るためにエリアドールを荒地にしやがった。 その間、エントたちは何をやっていたのだろう。 -- カンナ
- 当時の人だから、ギル=ガラドを通じてエントと交渉したのでは。しかしエントが許すはずもないから無理か --
- 当時のヌメノールは軍事的にはエント達なんて敵にもならんでしょう。無視して伐採したんじゃないですかね。 --
- 別にアルダリオン時代に更地になったわけではないのでは。アルダリオンは嫁に言われて再植林に気を使うようになってたし。ヌメノール人が時代を追うごとに傲慢になっていき、最終的に更地にしてしまった、って感じなのでは。 --
- 何やかや言い訳しながら自分にとっての面白い仕事に没頭してしまうところが妙に男の性としてリアル --
- 周りが見えなくなる男っているよね。 --
- 罪悪感を感じながらも結局は流されるというね。
なのに、いさぎよく他の雑事(でもないが)を捨てることもできない。
確かにヌメノールの歴史は伝説めいた部分が多いのに、彼だけ妙に生々しい人間ドラマめいてるんだよなぁ。 --
- 何かとエネルギッシュな人だね。 --
- トールキン教授は意外と男女のドロドロとして愛憎劇がお好きなようで、アルダリオンとエレンディスを読んでると疲れる。アラゴルンとアルウェンはすっきり綺麗に終わらせたのに。 --
- スケールでかい人物なのに悩みの種はスケール小さくて、しかも全面的に自分が悪い点はなんか奇妙な親近感がある。 --
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