酒の歌†
概要†
カテゴリー | 詩・歌 |
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スペル | A Drinking Song |
解説†
くり窪へ向かうフロド・バギンズ、サムワイズ・ギャムジー、ペレグリン・トゥックが沢地の国の林の中で昼食をとった時に歌った歌。
三人は昨晩出会ったギルドールのエルフたちが水筒の中に入れておいてくれた薄い金色の澄んだ飲み物を飲んでみたところ、気分が高揚し、自然と歌い出した。だがもう一度歌おうとした時に二人の黒の乗手*1の声が聞こえ、三人は一気に興ざめした。
邦訳†
ホ、ホ、ホーッ! 酒瓶をとろうよ、
心をいやし、憂さをはらうために。
雨も降ろうし、風も吹こうさ、
ゆくては、まだ何マイルもある。
けれど大きな木の下にねて、
雲がすぎてゆくのを、待つとするさ。*2
原文†
Ho! Ho! Ho! to the bottle I go
To heal my heart and drown my woe.
Rain may fall and wind may blow,
And many miles be still to go,
But under a tall tree I will lie,
And let the clouds go sailing by.
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
エクステンデッド・エディションで追加された緑竜館のシーンでフロド、メリー、ピピンの三人が、この歌と湯あみ歌の歌詞を基にした歌を歌う。
コメント†
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