力の弱い指輪†
概要†
カテゴリー | 物・品の名前 |
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スペル | lesser rings |
異訳 | そのへんのつまらない指輪 |
解説†
グワイス=イ=ミールダインが力の指輪の試作品として作った無数の指輪のこと。
その魔力は力の指輪には遠く及ばないが、それでも定命の者には危険をもたらすものであるという。
一つの指輪に似て、装飾の無い簡素な作りであった。そのためガンダルフは当初、ビルボが見つけフロドに譲られた「魔法の指輪」を力の弱い指輪の一つに過ぎないと考えてしまった。
サルマンの指輪†
サルマンは力の指輪の製法を研究しており、実際に自らの手で指輪を作ることも試みていたことが示唆されている。
第三紀3018年(大いなる年)の7月にアイゼンガルドを訪れたガンダルフは、サルマンが指に指輪を一つ嵌めているのを目撃している。しかし、その指輪に何らかの魔力があるのかどうかは明かされていない。
Iron Crown Enterprisesによる設定†
アイテムとして多数の指輪が登場する
- 束縛の指輪(Binding Rings)
- 人間の召使を増やすため、サウロンがモルドールで最初に製作した3つの指輪。強靭な意思がなければ使用できず、所有者の寿命を引き延ばす効果も無いが、肉体の寿命を迎えた魂を指輪に宿らせることができる。また、指輪を引き継いだ人間の肉体を乗っ取り、前の所有者の新しい依り代とすることもできる。東夷の司祭ロクソール(Lokuthor)、オライシャペク(Oraishapek)、ネモル(Nemol)がその所有者となり、東夷は彼らを通してモルドールの支配下に置かれた。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
『第一部 アングマールの影』に登場するアングマールの守護者アマルシエルが、力の劣る指輪の一つであるナルクイルの所有者として登場する。
ゲーム『Middle-Earth』シリーズにおける設定†
第二作『シャドウ・オブ・ウォー』にて、幽鬼のケレブリンボールと彼が憑依するタリオンがサンマス・ナウルで新たな力の指輪を製作する。ケレブリンボール自身はこれを「冥王の影響を受けない完全な力の指輪」と豪語しているが、実際に一つの指輪に対抗できるほどの力があるかどうかは不明。
コメント†
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