フィリエンフェルド†
概要†
解説†
やしろ谷の東側の崖の上にある、広々とした高地。やしろ岡の野営地として使われることもある土地。
芝草とヒースにおおわれた山中の緑の原野で、深くえぐられた
雪白 川の水路から遥かに高く、背後の大きな山々の膝 にのっている形でした。南には荒角 山系、北には鋸 の刃のようなイーレンサガの山塊 、そしてその間の騎士たちの正面にあるのは、ドウィモルベルグ、すなわち陰気な松林におおわれた急な斜面からそそり立つ精霊 山の峻嶮 な暗い壁でした。この高地を二つに分けて、不格好な立ち石がずらりと二列に並び、その先は夕闇の中にだんだん小さくなって、またその先が林の中に消えていました。この道を敢 えて行く者があれば、やがてドウィモルベルグの下の黒々としたディムホルトに、そしてかの脅 かすような石の柱に、さらに、あんぐりと暗い口を開いた禁じられた入り口に出ます。*2
コメント†
コメントはありません。 Comments/フィリエンフェルド