バックルベリの渡し場†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Bucklebury Ferry |
異訳 | バックの渡し場、バックル村の渡し場 |
その他の呼び名 | 渡し場(Ferry) |
解説†
東四が一の庄とバック郷を結ぶブランディワイン川の渡し場。川に架かるブランディワイン橋の10マイル(約16㎞)南に位置する*1。
西岸の東四が一の庄側の渡し場は、豆畦の5マイル北に位置している。渡し場の入口には2本の白い柱が目印として立てられており、道は白漆喰の塗られた縁石で舗装されている。渡し船はホビット4人と小馬1頭を乗せられるほど大きい。
東岸のバック郷側の渡し場は、ブランディ館のあるバックの丘を北に臨みながら、その横を通る道がバックルベリへと続き、バック郷の本道に繋がっている。
そこにはゆったりした木の桟橋がありました。桟橋の横には平底の大きな渡し船が一隻つないでありました。水ぎわに近く、もやい綱用の白い杭が、高い柱につけられた二つのランプの光を受けて鈍く光っていました。*2
『指輪物語』劇中ではフロドとサムとピピンの3人が、マゴットに彼の農場からここまで馬車で送ってもらい、待っていたメリーと合流して対岸に渡った。東岸で一行は後にしてきた桟橋を黒の乗手(ハムール)が嗅ぎまわっていることに気づき、間一髪でその追跡を逃れたことを知った。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
#amazon(B000BWDKWC)マゴットの畑の近くで遭遇した黒の乗手を振り切り、間一髪で渡し船に跳び乗る形となっている。フロドたちが初めて窮地に陥る場所であり、原作よりも切迫感のある演出がなされた。
コメント†
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