- 指輪所持者と共に旅立った9人の旅人については指輪の仲間を参照してください
旅 の仲間 †
概要†
カテゴリー | 書籍・資料等 |
---|---|
スペル | The Fellowship of the Ring |
解説†
『指輪物語』第一部のタイトル。原題の"The Fellowship of the Ring"を直訳すると「指輪の仲間」になるが、他の部の日本語訳との語感を揃えるために「旅の仲間」となったと思われる。
「序章」は、ホビットの生活や習慣などについて詳しく書かれており、これは『指輪物語』の前作『ホビットの冒険』出版後トールキンのもとに届いた、「ホビットという種族についてもっと知りたい」という読者の要望に応える形で書かれたものである。
また「序章」の「四 指輪の発見について」は、前作を読んでいない読者に指輪の出自を説明するだけではなく、『ホビットの冒険』第一版を読んだ読者には、その内容とは異なる「事実」があったことを説明するという意図もあった。これは『ホビットの冒険』出版後、トールキンが『指輪物語』を執筆するにあたって指輪の細かい設定が作られた際、前作との間に発生した、指輪についての設定・描写の不整合(なぞなぞ遊びでのビルボ・バギンズとゴクリのやりとりについて)を解消するためのものだった(日本語版『ホビットの冒険』は第一版ではなく第二版を底本としているため、この不整合は発生していない。詳細はホビットの冒険の版についてを参照)。
目次・ストーリー†
- 序章 (PROLOGUE)*1
- 旅の仲間 上 (Book I)
- 一 待ちに待った誕生祝い (A Long-expected Party)
- 二 過去の影 (The Shadow of the Past)
- 三 三人寄れば (Three is Company)
- 四 茸畑への近道 (A Short Cut to Mushrooms)
- 五 正体をあらわした陰謀 (A Conspiracy Unmasked)
- 六 古森 (The Old Forest)
- 七 トム・ボンバディルの家で (In the House of Tom Bombadil)
- 八 霧の塚山丘陵 (Fog on the Barrow-Downs)
- 九 躍る小馬亭で (At the Sign of The Prancing Pony)
- 十 馳夫 (Strider)
- 十一 闇夜の短剣 (A Knife in the Dark)
- 十二 浅瀬への逃走 (Flight to the Ford)
- 旅の仲間 下 (Book II)
- 一 数々の出会い (Many Meetings)
- 二 エルロンドの会議 (The Council of Elrond)
- 三 指輪、南へいく (The Ring Goes South)
- 四 暗闇の旅 (A Journey in the Dark)
- 五 カザド=ドゥームの橋 (The Bridge of Khazad-dûm)
- 六 ロスローリエン (Lothlórien)
- 七 ガラドリエルの鏡 (The Mirror of Galadriel)
- 八 さらば、ローリエン (Farewell to Lórien)
- 九 大河 (The Great River)
- 十 一行の離散 (The Breaking of the Fellowship)
画像†
コメント†
最新の6件を表示しています。 コメントページを参照