ノウム†
概要†
カテゴリー | 種族 |
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スペル | Gnome(単) / Gnomes(複) |
異訳 | 土鬼 |
解説†
『ホビットの冒険』の初版および第二版で、西のくにの上のエルフのうち、地のエルフ(即ちノルドール)を指すのに使われることもあると言及される言葉。第三版でこの語は削除された。
瀬田貞二訳の岩波書店版『ホビットの冒険』は第二版を底本としているためそのまま登場する。山本史郎訳の原書房版『ホビット ゆきてかえりし物語』本文は第三版を底本としているため登場しない。
妖精としてのgnomeは16世紀の錬金術思想家パラケルススの著作に登場した地の精に由来し、そこから次第に民話の存在となっていった。ラテン語の「gēnomos(大地の住人)」が語源と考えられている。通常白いあごひげを生やした猫背の地の精、小鬼で、地中の宝を守ると信じられた。そこから転じて、国際的金融業者を表わす口語ともなっている。
また、英語では同じ綴りの単語にgnome「格言」がある。これはknowと同根で「知識」が原義である。妖精gnomeの語源をこちらに求める向きもある。
コメント†
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