ニーシマルダール†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Nísimaldar |
解説†
クウェンヤで「香木の地(Fragrant Trees)」の意。ヌーメノールのエルダロンデ港周辺に広がる土地の名。エルダンナ湾沿いの斜面から内陸部に至るまで、トル・エレッセアのエルダールによってヌーメノールへ持ち込まれた常緑樹が生い茂り、様々な芳香を放っていた。
この地に生えていた木々としてオイオライレ、ライレロッセ、ネッサメルダ、ヴァルダリアンナ、タニクウェラッセ、ヤヴァンナミーレがあった。これらはニーシマルダール以外のヌーメノールの土地にも植えられて育っていたが、マリノルネ(マッロルン)はこの地だけでしか生えず、トル・エレッセアのものと変わらない大きさまで成長した。
ニーシマルダールの木々の素晴らしさに、エルダールはエレッセアの港のようだと語った。中つ国の土地ではほとんど育たないこれらの木々はヌーメノール人の誇りであり、ヌーメノールの没落後も多くの歌に歌われ、長く記憶された。
コメント†
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