エミュン・ムイル†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Emyn Muil |
異訳 | エミン・ムイル |
解説†
シンダリンで「荒涼とした丘(Drear Hills)」の意味。リョヴァニオンの南境に位置する、起伏が激しく岩がちな灰色の丘陵地帯。
大河アンドゥインが北からアルゴナスの門を通って流れ込み、ネン・ヒソエルの湖を経て、南端からラウロスの大瀑布となって落ちる。ネン・ヒソエルの南側には、アンドゥインの流れの中にトル・ブランディルの島が聳え、その西にはアモン・ヘンの山が、東にはアモン・ラウの山がある。
丘陵の西端はイーストエムネトの平野から急に聳える切り立った崖になっており、ローハンの東の国境の一部を成して東壁と呼ばれる。
第三紀3019年(大いなる年)2月26日、指輪の仲間はアモン・ラウの麓のパルス・ガレンで離散した。
メリアドク・ブランディバックとペレグリン・トゥックを連れ去ったオークたちを追うアラゴルン二世、レゴラス、ギムリの三人は、彼らの痕跡を辿りながらエミュン・ムイル西部を進み、27日の明け方に東壁に達し、ローハンに入った。
モルドールへ向けて旅立ったフロド・バギンズとサムワイズ・ギャムジーはエルフの小船でアンドゥインを渡ってエミュン・ムイル東部に入り、29日にヒスラインのロープも使ってようやく山岳を下り終えた。29日の夜に二人は跡をつけてきていたゴクリを捕らえ、彼の案内で死者の沼地へ向かった。
コメント†
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