押井守と鈴木敏夫の対談集が12月に発売

鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々(仮) Amazon.co.jp

同書は、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫と押井守監督が40年にわたって行なってきた対談の集大成。歴代のジブリアニメや押井作品、共同作業となった『天使のたまご』『イノセンス』などについて雑誌、新聞、ラジオ、イベントで行なわれた対談に加え、1980年代の『アニメージュ』での座談会やコメントも収録される。同書のための「最新対談・2023」も掲載予定。

鈴木敏夫×押井守が40年にわたって行なってきた対談の集大成が12月に刊行ということで、今までに何度も行われてきた押井守氏と鈴木敏夫氏の対談集が発売されるということです。ふたりは因縁のある仲? で、もともとは鈴木氏がアニメージュ編集部にいたときに押井氏が『天使のたまご』が制作されてからの付き合いであり、その後なんやかやあり、『イノセンス』では鈴木氏がプロデューサーを務めて宣伝を担当し(『攻殻機動隊2』ではなく『イノセンス』というタイトルにしたのも鈴木氏の意見によるもの)、押井氏の作品『KILLERS』『立喰師列伝』にも出演していてどちらも劇中で殺されています。押井氏によると鈴木氏は「悪徳プロデューサー」「きっと本人は殺されたがっている」ということらしく。ともかくそんな縁のため何度も対談が行われておりその再録と、新規の対談が収録されるようです。