『機動警察パトレイバー2 4DX』トークショー記事

榊原良子「押井さんについては分かりたくないし、分からなくていい」『機動警察パトレイバー2 the Movie4DX』 公開記念トークショーで押井守に物申す | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

先日行われた、「押井守抜きで、押井守について語る」という趣旨の『機動警察パトレイバー2 4DX』公開記念オンライントークショーですが、その内容についての詳しい記事が掲載されています。

MCの喜屋武から南雲さんの過去の恋愛話が交差する劇パト2について「かつて柘植の教え子だった南雲さん。子どもでは理解できなくて、大人になって理解できたが…」という言葉をうけ、榊原から「過去において柘植と南雲は愛し合っていたのでしょうか?」という質問が投げかけられた。

伊藤が「それを僕に聞きますか、難しいな……僕が考えている南雲さんはそうじゃないから」と前置きしつつ「ただ、一般論からすると南雲さんみたいなタイプは、押しの強い男に騙されやすいところがあると思うんですよ。だから高田も「柘植は悪い」と言ってた」と発言を引き取るかたちで、高田が「本当に悪い男」と続く。

続けて高田は「もともと対等な関係じゃなくて、持っている感情は支配欲に近いと思うんですよ。日本に帰ってきたときに、柘植は一回だけ謎かけみたいな手紙を送るし、しかも南雲さんがその文面を暗記するほど読み込んだ姿をみて、それを柘植は大喜びで、最後にんまりして終わった時に、なんて嫌な奴だなと思って!」と語気を強めた。

その一方で、榊原は「私は柘植さんは南雲さんの強さに頼ってる、南雲さんは柘植さんを愛していると勘違いしていただけ」と考察を展開する。

伊藤が「頼っているというのは優しい言い方で、ぶっちゃけちゃうと共依存という関係だね。それは絶対上手くいかないんですよ」と2人の関係性を一言で現した。

柘植は謎が多いキャラクターだと思いますけど、みんな柘植に対して恨みがあるかのような発言が。また私は個人的には南雲と後藤の関係性については“同僚”以上にはならない、それ以上が想像できない、だから正直TVシリーズの「二人の軽井沢」も好みではないところがあります。人それぞれ見方、意見があるとは思いますが。

あと記事では新作になるはずの『パトレイバーEZY』についても触れられています。実写版の『THE NEXT GENERATION 機動警察パトレイバー』に対するアンチテーゼとして作りたくなったというのはわかるのですが、実際問題どこまで制作が進んでいるのでしょう?