日経ビジネス オンラインでアニメ制作についての話

アニメは“量産化”の罠にはまった アニメ・ビジネス・フォーラム2007@NBonline

 コンテンツ産業の花形として取り上げられるようになったアニメーション。しかし、そのビジネスの現場は決して明るい雰囲気ではない――。業界の構造分析と成長のソリューションを求めて、1999年末から毎年開催してきた「アニメ・ビジネス・フォーラム」。今回はセミナー形式ではなく、Webでの情報発信に形を変えて、アニメ産業、映像産業の現状を追ってみた。

アニメビジネスについて色々と書かれています。まあひと言でいうと「作りすぎ」が危機を招いている、ということなのですが。「オタク層は、作ればいくらでも買ってくれる」というのが通じなくなってきたということで。
最近はメディアミックス優先で、アニメをリリースするタイミングが重要。だけどそのタイミングに合わせられる制作スタジオをなかなか見つけられない(どこもアニメを作っていてスケジュールが空いていない)。どうにかスタジオが見つかったとしても、無理に見つけたスタジオだと、いいスタッフがいるかどうかわからないし、いいスタッフでも作品の性質に合っているかもわからない。企画や原作と性質が合わないスタッフが作ると、スタッフ自身のモティヴェーションも上がらないし、企画や原作が本来持っていたはずのいい要素を出せない。そしてファン(視聴者)は「原作をわかってない!」と叫び出す……なんてケースも。