個別の110人バトー計画

たのみこむ『個別の110人バトー計画』 なるものの募集が行なわれている。

2004年4月、表向きは「自衛力及び救助対象の保護力としての武装」を持った国際救助隊として設立された、首相直轄の「テロを事前に探知、実力で排除する」攻性の武装集団「攻殻機動隊」においてある実験プロジェクトが進行中である。それが『個別の110人バトー計画』である。これはバトー型の擬体110体を志願者に提供、バトーの戦闘能力と犯罪対処能力を持ったサイボーグを110人“製造”し、全国の小中学校に教員として配備する計画である。もちろん訓練はバトー本人が教官となって、対テロ対策の基本からレクチャーが行われる。また特例として、教員免許の取得を免除される。従って訓練終了後は、公立学校などへ優先的に配属されるため就職の心配は不要である。