押井守脚本『ルパン三世』について沢城みゆきインタビュー

Twiterに書いてからずっと放置してしまっていたネタですが、押井守氏が脚本を担当した『ルパン三世』PART6の回について、峰不二子役の沢城みゆきさんが答えています。

――オムニバス話の中に、不二子がフィーチャーされているお話はあるのでしょうか?

沢城:どのお話にも登場するのですが、押井守さんが書いてくださっている3人しか登場人物がいないお話では必然的に多く喋らざる負えない、なぜなら3人しかいないから(笑)、というのはありました。かなり不二子が物語の真ん中に居るという部分もありましたし、物理的にも登場シーンは多いです。もうひたすら会話しています。

――とても独特な作品になっていそうですね。

沢城:押井さんの掌の上、という感じで、まさに押井守カラーに染まったルパン三世にご期待ください。

また、押井さんのある過去作品のセルフオマージュに近いような話があるんです。だからファンとして、「おお~!」「もしかして、そうなのかな?」と思いながら個人的には観ていました。そして、非常に博識なあの音響監督の清水洋史さんが「シナリオを読んで初めてわからなかった。難しかった」と言っているのを10年間で初めて聞きました(笑)。「清水さんがわからないなら、私達に(理解するのは)絶対無理だ!」と言って(笑)。

特にアクションもなく、少ない人数がひたすらしゃべっているというのはさすが押井テイストという感じでしょうか。