映画『花束みたいな恋をした』に押井守はどう登場するのか

押井守氏が本人役で、1月29日より公開中の映画『花束みたいな恋をした』に出演するということを以前お伝えしましたが、実際にはどのように出てくるのか? その疑問に答えてくれる記事がありました。

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 麦と絹は、その夜が初対面だった。京王線明大前駅で終電に乗りそびれてしまったことから駅近くの深夜営業のカフェで、たまたま一緒に過ごすことになる麦と絹。そのカフェの一席にニット帽を被った押井監督がいることに、ふたりは気づく。世界的に有名なアニメ界の巨匠監督がいるのに、他の客は誰も分からずにいる。

「あっちの席に神がいます」
「犬が好きな人ですよ。あと、立ち食い蕎麦」
「好き嫌いは別にして、押井守を認知していることは広く一般常識であるべきです」

 初対面ながら、押井監督の話題で盛り上がる麦と絹だった。押井監督自身はまったく自覚していないが、押井監督がきっかけでふたりは会話が弾み、趣味や考え方がお互いよく似ていることを知る。

これを見るとあくまで押井氏はカメオ出演的な扱いのようですね。しかし敢えて押井守というネタを選ぶとは。しかも敢えて「もっと知られるべき傑作」とか言わずに『好き嫌いは別にして」という言葉を使うとは。