『パトレイバー』伊藤和典トークショー レポート

脚本&シリーズ構成・伊藤和典VS「ニュータイプ」元編集長・井上伸一郎が激突! 「機動警察パトレイバー」30周年展トークイベントをレポート! | WebNewtype

「劇場版3つの誓い」として「(当初からメインキャラクターだった)遊馬と野明が活躍すること」、「レイバーの敵はレイバーにすること」、「娯楽の王道をいくこと」が宣言されていたのは有名です。その理由を「それで押井さんを縛ったつもりだったんだけど、そんなの簡単にほどいちゃった(笑)。案の定、大詰めにきたところで『実は(事件の容疑者である)帆場はいなかった、って話にしちゃダメかな』と言われて、『ダメです!』と返しました」と、伊藤さんは冗談交じりに語ってくれました。

話題はいよいよ新プロジェクト「PATLABOR EZY」へ。このプロジェクトの発端は、押井さんが制作した実写版「THE NEXT GENERATION -パトレイバー-」への疑問から、押井さんを除くHEADGEARメンバーが集結したことにある、と語った伊藤さん。

“帆場はいなかった”という話は、『TNG 首都決戦』の灰原で押井氏はリベンジするわけですが。そしてやはりというか案の定というか、『PATLABOR EZY』は『TNG』に対するアンチテーゼになりそうです。