大手町アカデミアに押井守登壇

2018年2月1日に開催される教養講座「大手町アカデミア」に押井守監督が登壇するとのことです。チケット発売中。

【押井守監督登壇決定!】<僕の描いた世界が本当に実現してしまった>  アニメ・映画界の鬼才・押井守監督が伝授する「現代日本の『幸福』な生き方」(2月1日)

 ニュースサイト「YOMIURI ONLINE」と論壇誌「中央公論」が提供する教養講座「大手町アカデミア」。佐藤雅彦さん、五木寛之さんなど第一級の知識人を講師に迎えた大好評の第1期に続き、第2期の募集を開始いたしました。

監督は「僕が描いた、人間が常にネットにつながる世界が本当に実現してしまった」と言います。そんな現代に生きる私たちは果たして「幸福」なのか、否、押井さんは「厳しく、生きづらい世の中になっている」と説きます。それは政権与党がどうとか、特定の政治家が悪いとかという次元の話ではなく、ネットの中で「自由」に放たれる言葉に対して、際限のない「嘲笑」「批判」「禁止」が覆いかぶさるという炎上騒ぎが日常的に起こっている状況を危惧して、「自分たちの手で自分たちの首を締めることで、どんどん息苦しい世の中になってはいないだろうか」と警鐘を鳴らしています。

では、40年にわたりアニメ・映画の数々の現場、修羅場を生きてきた押井さんが語る「幸福」に生きることの本質とは何か、ヒントは「優先順位」と「価値観」という言葉にあります。幸福とは、不幸とは何か、どうして仕事をしなければいけないのか、真に映画に描かれるべきものは一体なんなのか。

本講座では、ネットにとどまらず様々な真実と虚構が氾濫する現代日本で「いかに幸福に生きるか」、その方法を伝授します。

 さらに講座の後半では、押井さんならではの映画の授業を特別に開催します。テーマは「映画を発明するということ」「映画監督の勝敗の法則」。押井さんがどのような思いで映画を作り、どのような基準で映画を見、どのような法則で映画監督として生きてきたのか、他では聞けない話が満載です! アニメ・映画ファンのみならずあらゆる世代の人が楽しめる、役に立って目からウロコの内容が詰まった講座をお約束します。

ちなみに『ひとまず、信じない』のKindle版も出ていました。