舞台『鉄人28号』製作会見

「鉄人28号」を押井守が舞台化 製作会見、「変な世界」を - MSN産経ニュース

太平洋戦争末期、帝国陸軍の決戦兵器として開発された巨大ロボット「鉄人」の試製28号が戦後、よみがえる。東京オリンピック阻止計画に巻き込まれる少年(南果歩)をはじめ、工学博士(池田成志)やテロリスト(ダイアモンド☆ユカイ)、警察署長(サンプラザ中野くん)らの関係をベースに、押井監督がこだわり続ける“戦後の昭和史”を描く。

「舞台はいつかやってみたかった。歌って踊って、今の若い人に楽しんでもらえるものを目指したい」と押井監督。

オペラや宝塚が好きで、レビュー版「鉄人28号」を目指すという。音楽は押井監督作品のほとんどを手がけている川井憲次が担当する。

「彼は大変なメロディーメーカー。ある時はワーグナー、ある時は三波春夫のようにと注文を出した。舞台でしか出せない壮大な曲が出来上がった」

大きな鉄人を作り、動かしたい-という思いから始まった企画という。現在、ひざをついた状態で高さ約7メートルほどの鉄人を製作中(デザインは末弥純)。重さは約800キロで、舞台の底が抜けないよう補強工事も行われている。

「お祭りをやるのにご神体は必要。気持ち的には半分、鉄人を作りたくて引き受けた。原型を大きく損なわない範囲で、劇場の上の席から見て鉄人の顔が切れないギリギリの大きさで鋭意、制作中です。鉄人が動くか楽しみ。ぼくは動くと信じてやっています」

こちらには鉄人のイメージイラストが。

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