- アルノール4代目の王エルダカール(Eldacar)については、エルダカール(ヴァランディルの息子)を参照してください。
エルダカール†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Eldacar |
その他の呼び名 | ヴィニトハルヤ、ヴィニサールヤ(Vinitharya) |
種族 | 人間(ドゥーネダインと北国人の混血) |
性別 | 男 |
生没年 | 第三紀(1255)~1490年(享年235) |
親 | ヴァラカール(父)、ヴィドゥマヴィ(母) |
子 | オルネンディル、アルダミル(息子) |
解説†
ゴンドールの王 | ||
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第20代 ヴァラカール 1366~1432 | 第21代 エルダカール ヴィニトハルヤ 第三紀1432~1437年(5年間) | 第22代 カスタミル 1437~1447 |
第22代 カスタミル 1437~1447 | 第21代(復位) エルダカール 1447~1490年(43年間) | 第23代 アルダミル 1490~1540 |
ゴンドールの王ヴァラカールと北国人のヴィドゥマヴィの息子。幼名はヴィニトハルヤ。息子はオルネンディルとアルダミル。
第三紀1432年に亡父を継ぎゴンドール21代目の王として戴冠するが、エルダカールの母ヴィドゥマヴィは北国人でありエルダカールは混血であったため、ヌーメノールの血が薄れるのを恐れる者や、北国人を白眼視するゴンドールの一部ドゥーネダインの反発にあい、カスタミルの反乱が発生する(同族の争い)。
1437年、反乱軍によってオスギリアスは包囲されたが、エルダカールは敵の目を逃れて脱出(だが、その時カスタミルに捕らえられた長男オルネンディルが殺された)。脱出後、エルダカールは母方の国である、北方のリョヴァニオンに亡命する。
エルダカールは人望を示して、その地で反カスタミル勢力を糾合し、やがて1447年にゴンドールに攻め込む。エルダカールはレベンニンのエルイの渡しの合戦でカスタミルの軍を撃破、自らカスタミルを討ち取って息子の仇を取り、ゴンドールの王に復位した。だが、カスタミルの息子と反乱軍の残党はウンバールに逃れ、ゴンドールに反旗を翻し続けた。
エルダカールはヌーメノール純潔の祖先よりも早くに老け込む兆候を見せなかった。だが以後のゴンドール人の寿命は徐々に短くなっていくが、これは混血のせいというよりも、ヌーメノーレアンに与えられていた恩寵が取り消されていった結果と考えられている。
エルダカールの死後、ゴンドールの王位は次男のアルダミルが継承した。
また、エルダカールの親類からリョヴァニオン王家が出て、さらにエオル王家に繋がっているとも言われる。母方の祖父にあたるヴィドゥガヴィアを参照。
コメント†
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