青少年健全育成条例改定案 その3

東京都の青少年健全育成条例改正案、継続審査が決定 -INTERNET Watch

青少年健全育成条例 改正案はとりあえず問題が先送りとなり、現行のまま条例化されることは避けられそうです。しかし推進派が諦めたわけではないので、今後も注視していく必要があります。

非実在青少年条例改正の継続審議 今後の動向についてmixiから転載: 松浦晋也のL/D

「非実在青少年」問題とは何なのか、そしてどこがどのように問題なのか?まとめ – GIGAZINE

今回の事態について非常に良くまとめられており、ヒステリックとしか言いようがない推進派の論調も紹介されています。

○○の愛好者達はある障害を持っている
○○が性犯罪を絶対に助長している
何で反論している人の事まで考えなきゃいけないのか
説明や調査データを示す必要も無いくらい規制は当たり前の事

この○○には好きな言葉が入れられますね。今回の「アニメ、マンガによって描かれた児童ポルノの読者」から、「黒人」「ユダヤ人」「同性愛者」「宗教」まで。子供を守るという名目の元、自分にとって気にくわないものを世の中から抹殺したいという考えの典型的な例でしょう。

しかし上記の記事にあるとおり、インターネットで騒がれなかったら、この条例は「気がついたらできていた」ということになったのでしょうか。一般のマスコミが取り上げ始めたのは、ネットで騒がれるようになってからですし……。