ミーリエル(タル=パランティルの娘)
- この方はエルロス王家の中で最も美しい女性だったそうです。 -- ホビット
- 銀よりも象牙よりも真珠よりも美しかった・・・らしいが、不幸なばかりで影の薄い人である。 --
- 彼女の最期がわかるという事は、見ていた人はいたはず。 もしかしたら、彼女を呑み込んだ大波は、助けようとしたウルモの大いなる手だったと信じたい。 --
- 本当ですよね。これで何らかの救いが、彼女をはじめ全ヌーメノールの被害者(動植物含める)の死後、あるいは死の直前に与えられていなければ、本来愛に溢れるエルの介入に理不尽を覚えてしまいます。 --
- 個人的に、トールキンの神話体系の登場人物の中でも最も理不尽な不幸を被った一人。父の方針を受け継ぎ、正しく民衆を導くはずだったのに、相当嫌がっていた従兄弟との結婚を強制的にさせられて、結局は巻き添えで波にさらわれたんだから…。本当にかわいそう。 --
- ただ、教授の書いたアカルラベースの最初のほうの構想ではエレンディルの弟と婚約していたが、ファラゾーンと恋愛して結婚したとなっていたようです。のちにこの構想は破棄されましたが。 --
- アル=ファラゾーンとの間に子供はいなかったのかどうか気になる --
- 「自分との結婚を強要した」とあるが、どうしてそんなことできたのだろうか?・・・ 本人も嫌がり、ましてや法律違反でもあるのに・・・ --
- ファラゾーンには支持者が多かったので、その力も使われて追い詰められたのでしょう --
- ヌーメノールを支えるため、汚い仕事もこなしていたアル=ファラゾーンさん、ミーリエルさんへの心は純粋だったけど屈折した形で暴走します。 「光と影が一つとなる時が来た。来い!ミーリエル。由緒ある古き血の一族、ヌーメノールの正統な後継者である証しをここへ・・・」 とかぶち上げますが、残念ながらルパン-42世はあらわれなかったとか。 --
- タル=パランティア時代の政策に対して、大多数の国民は相当振り回されてうんざりしていたんだろうね。もしミーリエルが王位に着いたら王国の分断は決定的になり、植民地との独立戦争や本国内での内戦、そしてミーリエル王の謀殺事件までもが起きただろう。王国の体制、国民の生命、愛する彼女の命、全てを存続させる為にファラゾーンが敢えて悪役になった、のかもしれない。 --
- 「遅まきながらメネルタルマの聖所を目指した」というシルマリルの記述を見た感じ、単に避難しようとしたというより夫の圧力で参拝できなかった聖所に遅ればせながら許しを乞おうとしていたのだと思われます。大波がタル=ミーリエルを「その懐に抱き取った」という一文にウルモの慈悲を祈らずにはおれません。 --
- 貴方のコメントに救われたような気がします、ありがとうございます。 --
- 3117年ミーリエル、3118年アル=ファラゾーン、3119年エレンディルが生まれる。ここでも年上で身分の高い女性との恋の話が展開されるのね。 --
- この人の人生はちょっと余りに悲惨すぎる。「どうしても詰んでる」からなぁ。美しいことが幸せを呼ぶとは限らん良い例だ。もしこの人がクッソブサイクだったなら、アル=ファラゾーンに選ばれないとか、形式的な結婚で中つ国に追放されるとかで、ヌメノールの没落から助かる手もあったかもしれない。...それはそれで悲惨だが。 --
- ドラマでは側室の子かなにかなのかな? --
- 失礼を承知で言うと、比較的明るめの肌だからかこの人に関してはアロンディル程は絵面の違和感は感じなかった(女王という肩書は別にして)。 --
- 「最も美しい」かどうかは別にして、もっと実力派俳優を使って欲しかった…。人種は全く気にならないが彼女は第二紀最大のハイライトでもダントツ悲劇の見せ場があるんだから。 --
- うーん、海外フォーラムでもやはり批判が噴出している。顔の美醜云々については現代の価値観と違うことはままあるがミスキャストだよなぁ。 --
- 他作品のストックフォトとか見ても決してブサイクでは無いと思うんだがね。ただちょっと役割とは合ってないかな…。
同じ無名俳優でも、ガラ様役のモーフィッドなんかはハマってるんだけどね。 --
- でももっと美人の黒人女性はいると思う
白人以外を起用すると何故かいつも微妙な俳優になる --
- ヌーメノール、王の娘とはいえヌーメノールの歴史や統治体制から考えて被支配階級であろう黒人のしかも女性を執政に認めるなんて、現代の国家よりよっぽど先進的じゃんw
どこが極悪非道の王国なんだよ。アル=ファラゾーンが堕落させるといっても流石に説得力かけるわ。
今作の脚本が幼稚、雑と批判を受けるのはまさにそういうとこだと思う。やりたいこと、作りたい世界があるなら、それに対する説得力や現実的要素を入れるべきなのにそこからは徹底的に逃げてる。 --
- 例えばミーリエルだって、タル=パランティアがあえてハラド王族からの后を娶り、民族対立の融和を図った。
しかしそれに対する反発を王党派や多数派(ファラゾーンあたり)は根強く持っており、醜い民族蔑視の中で重圧に耐えながら統治を行っているため、内心ではガラドリエルに同情し、賛同しつつも中々思うように動きを取れない。
しかし、逆にハラド人を中心にした部隊で王国の危機を解決すれば、母国や被差別民族の解放につながるとのガラドリエルの説得を受け、自ら危険を承知で親征を決意する。
みたいなストーリーにすれば、彼女のキャラクターや行動にも深みと説得力が出たのにと思う。 --
- この世界に黒人なんて概念はない。にしても、登場時の想像以上にカリスマも統率力もあったな。下手すりゃエレンディル以上。単にファラゾーンに利用されて死ぬだけじゃなくもうひと暴れしてくれそう。 --
- 言うほどかい? --
- 政治の話じゃなく中つ国の合戦の話。一番まともに機能してたね。ファラゾーンは政治力は認めるけど、既に野心を隠してないので評価対象外。 --
- 作中でもけしてカリスマとしては描かれていなかったね。民は結局ファラゾーンの方を信用するし。ガラドリエルの対比でしっかりものには見えたな。 --
- エルロスの子孫で一番美しいということで、ある意味アルウェンと対になる存在???ドラマ版の人はSUITSを思い出したな。 --
- ミーリエル=太政大臣、ファラゾーン=右大臣or大納言みたいな感じか? --
- 力の指輪のミーリエルは海に沈んだがヴァラールの慈悲で生きており、現代版アリエルのご先祖様になる超展開!これしかないね。 --
- シャドウオブモルドールの設定の項に「エイリンデル」なる人名が見られ、エレンディルのページへリンクしているようですが、これはエレンディルの別名というゲーム内独自の設定でしょうか? --
- 単なる誤訳。洋ゲーでは珍しくもない事。これ以外にも妙な箇所が幾つもある。 --
- エレンディルのアドゥーナイク名で、ヌーメノール国内でエルフ語名が使えない場面もあったのかな?なんて想像してましたが、そんな理由だったんですね。ご回答ありがとうございます。 --
- シャドウ・オブ・モルドール(ウォーも)はゲーム内の翻訳はまともですけど、たまに小ネタの固有名詞で間違いがあります --
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