マンドスの呪い
- 要するにこういうことですかね?「テレリ虐殺の罰でアマンから追放。それどころかシルマリルも決して手に入らない。一族郎党どころか関係者も連鎖的に不幸になる。犠牲者が許しても俺が絶対に許さない」 --
- それで中つ国側に残っていたテレリの一族たちも巻き添え食って悲劇に巻き込まれてるからなんか納得いかねえ --
- ヴァラールの「呪い」は、フェアノール一族に対するアマンからの追放と怒りだけでは? それ以外の部分はヴァラールの積極的な意志ではなく、シルマリルを追跡した結果起こる悲運の「予言」に過ぎないと思います。 --
- つまりヴァラールが「関わっちゃった者も悲劇に見舞われる」と告げたにも関わらず、それでもシルマリルを求め続けたフェアノール一家に全責任があるというわけで・・・ --
- 特に「中つ国で命を長らえ、マンドスの許に来ぬ者は、あたかも重き荷を負うているが如く、この世に倦み果て、次第に衰え、後に来るより若き種族の前に、悔恨の影の如き者となり果てるであろう」という部分の呪いは結局停止されていない気がする --
- 正確には「呪い」と呼ばれうる部分はアマンからの追放のみであって、それ以外の部分(誓言に裏切られる、すべて悪しき結果になる、非業の死を遂げる、衰退し影となる、云々)は運命の予言・宣告なのだと思われます(それらは主語がヴァラールではありませんので)。 --
- 文言は突き放してるけど、悔やんで引き返す者が少しでも出るようにという「最後の情け」の側面もあったように思える --
- 一種の最終警告、ラストチャンスでしょう。 散々、脅しつけて止めさせようとの意図が見えますね。 しかし、誓言に囚われた者、縛られた者、さらに彼らに従う者にとっては、恐ろしげな殺し文句に過ぎませんが。 --
- そのために、フィナルフィンと彼に従う民は、アマンに引き返したのでしょうね。 --
- 「非業の死を遂げることはあるかも知れぬ。そして非業の死を遂げるであろう。」との駄目押しの絶望感がたまらない --
- 人間たるフーリンや、生まれていないマイグリンまで予言されているように読める。血につながる者の裏切りはトゥアゴンとの血縁を指しているような… --
- ケルブリンボールも結局はフェアノールの血族としてこの呪いとか宣告通りの結果になったと言えるのか --
- もしかして、本当に名前間違えてるのに気づいてないの? --
- 最近は本当に発音の解釈が変わるからこれ一概に批判できないぞ --
- マンドスはフェアノールが決して止まらない事は判っていたでしょう、ただこの宣告のお陰で幾人かは破滅の運命から逃れられたので無駄では無かったと思います --
- それにしてもこのマンドス、キレキレである。 --
- 慈悲を見出すことはほとんどないであろう って文なんだかんだ甘いんだな --
- 実際フィナルフィンは土下座して許してもらったわけで あくまでこの時点では警告なんじゃないのかな そしてそれを無視して突き進む奴は自殺行為というわけで --
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