グワイヒィル
- 映画「旅の仲間」の中では、どう見ても端役にしか見えない彼。それでも、ガンダルフが蛾に話し掛けるところで彼の名が聞き取れるので、まだ救われているともいえる。 -- A3
- …というか、映画の中での扱いでは、原作を知らない人には少々ご都合主義的にも見えて、その存在がよくわからなかったらしい。「あの鷲は何で出てきたの?」と鑑賞後尋ねられて説明するハメになりました。 -- TOKO
- でも原作読んでいても、ある種の「最強キャラ」感があるんだけど。。。 水戸黄門というか、「来たぞー、われらーの、~」というか。
戦っても強いし(「ホビット」終盤とか)、公的データにもあるように、「指輪」でもあんだけ絶体絶命時を救ってもらっておれば、フロドもガンダルフも彼に頭が上がらないよなぁ。
- 何しろ彼らは一種マンウェの代理人的な側面もありますからね。 -- カイト
- 「ホビットの冒険」に出てきた「鷲の王」とは同じだという意見と、違うという意見がある。80年もの時間の開きがあるし。 -- yseru
- ソロンドールなんか、ほとんど第一紀の始めから終わりまで(その間約600年くらい)活躍してますから、子孫のグワイヒアといえども80年くらい活躍し続けても不思議は無さそうです。 -- カイト
- 「ホビット」のときもカッコ良かったけど、黒門決戦に現れたときはさらにカッコイイ。そしてオロドルインのフロドとサムを救出するくだりに至ってはもう、なんというかこっちも空を運んでもらってるような爽快感。ほんと、オイシイとこ総取りの心憎いヤツ。 --
- ガン爺さんがモランノン前でグワさんに「これまでに2回乗せてもらった」というような事を言っているので、80年前のことをお忘れでなければ別鷲ちゅうことになりますだ。--子馬のサム --
- あのじいさん、時々ぼけるからね。モリアの合言葉も忘れるし。 --
- 合言葉は忘れていたのではないですよ。 --
- ↑ あ、そっか。以前は反対側から抜けたんでしたっけ(汗 --
- 映画を見て、あんなに強いなら最初から指輪を運んでもらえばいいのに...という感想があったとか。 --
- そしたら、フロドはどうなりますか? -- ホビット
- 裂け谷でビルボと一生幸せにくらしました。 --
- それはそれで幸せな結末かも(魔王の傷はありますが)。まあ、鷲に運んでもらうのがOKなら、そもそもイスタリに制限をかける必要も無いわけで・・・ --
- 皆さん、考えることは同じですね。私も映画を観ていてそう思いました。強いて屁理屈をつけるなら、ナズグールと恐るべき獣に見つかって空中戦を繰り広げているうちに、指輪を落っことす危険性があるから…ってなところでしょうか? -- 来々軒
- そもそもの指輪滅却が成功する条件がサウロンに意図を悟られない隠密性であり、大鷲を用いたのでは目立ちすぎて意味を成さないためであろうと思われます。 --
- 指輪をひっそりと破壊するために現れたのがホビット?だったとしたら、“誰か”の意思を感じるなぁ…。 -- 山狩り
- グワイヒアが持ったら、それなりに力もありそうだから鷲の暗黒王になってしまうんでしょう、きっと。 --
- 一つの指輪は所持者に応じて大きさが変わるけれど鷲の爪にまではまるでしょうか? -- ly
- それをネタにした動画も有ります。→http://www.youtube.com/watch?v=1yqVD0swvWU --
- ガラドリエルは「サウロンの目はまだ自分を発見していない」、ガンダルフは「自分はまだサウロンに見られる用意ができていない」といった発言をしており、「サウロンの目に見られる」事そのものをかなり恐れている節があります。またアモン・ヘンの場面では、サウロンの視線がフロドに迫るにつれて指輪の力が増し、もし発見されていれば致命的であった様子があります。さらに指輪の本質的な性質を表現しているらしい例の詩では「一つの指輪はすべてを見つけ」と、「見る」行為について特別の意味がある書かれ方がされています。
以上の記述からすると、(卑近な表現をすれば)サウロンは視線によって魔力を発揮できるのだと思われます。サウロンに見られるという事は、サウロンと直に相対する事に次ぐ危機的状況なのでしょう。鷲で指輪を携えて飛行すれば、そのサウロンの視線を真っ向から浴びる事になるわけですから、おそらくその瞬間に敗北が決定的になるのだと思います。先程以上に卑近な表現ですが、要は「かくれんぼ」のイメージで捉えるといいのかもしれません。むしろ「隠れ鬼」、あるいはさらに「缶蹴り」と捉えた方がいいかもしれませんね。滅びの山がサウロンの膝元にある事、陽動で注意を逸らしている間に本命がそこに辿り着く事、発見されると致命的である事、等からして。本当に卑近な喩えですが。 --
- そんな、上手な喩えですだよ。今度とっつぁんに聞かれたら、そう説明しときますだ。 --
- サウロンの視線の魔力↑。確かにその通りだと思います。鷲だろうと、あっさりと眼の魔力に屈して、そのまま火山ではなくサウロンの元に導かれるでしょうね。 --
- 優れた解釈だと思う。サウロンの紋章が「目」であるのはその象徴だし。 --
- 見ただけで自由を奪ったり、死に至らしめる「邪視(魔眼)」に似ているような・・・。トールキンの世界観では、「サウロンの目」が矮小化した結果、邪視伝承になったのかもしれませんね。エルフの矮小化が小妖精であるように。 --
- 実際HoMEの3ではサウロンが視線の魔力を発揮するシーンが有る。ベレンとフィンロド一行が睨みつけられただけで、周囲が闇に閉ざされ窒息してしまう描写がある。フィンロドだけはどうにか耐えぬいたけどね。 --
- それなら黒門で陽動作戦してたアラゴルンたちはもろに視線を受けてるけどどうなんだろう --
- 映画だともろに見られてるけど原作だとまた違う。フロド達が赤光が黒門の方向に向いたのを見ただけで、『黒門開く』でアラゴルン達が直接目で見られたような描写はない。 --
- ↑↑現に黒門の戦いでは、フロドに気づいたサウロンの意志がそちらに逸らされるまで、軍勢や戦局にサウロンの意志が浸透していたと記述されています。 --
- 救う姿が、かっこいいと思う --
- 疑問なんだけどあれってガンダルフ自ら召喚してるんかね?それともピンチになったと判断したら駆けつけてくれるのかね? --
- グワイヒアの意志+ガラドリエルやガンダルフの要請じゃないですか。少なくとも、ガンダルフが一方的に使役することはできないです。 --
- ガンダルフよりもラダガストとの繋がりの方が古いのでは?灰色のイスタリのピンチに緑翁が依頼&派遣したのが最初の出会いだった気が… --
- 仰る通りオルサンクに助けにきたのはラダガストの口添えがきっかけですが、それが初対面とは限らないと思います。ガンダルフ自身『ホビットの冒険』以前に鷲の王を治療したのがきっかけで鷲族とは人脈がありますし、会議の場面の口ぶりからするとオルサンクで助けられる前からグワイヒアとは顔見知りだった可能性も大いにあるかと。 --
- ありがとうございます!非常に助かります! やはり中途半端に読んでいると分からない部分が沢山出てきました… --
- 『ホビット』の映画の、特に日本語吹き替え版、ガンダルフが蛾を使って大鷲の助けを呼び出すとき、「グワイヒア」と言っているように聞こえませんか? 少なくとも映画では、あの鷲の中にグワイヒアがいるという設定なのかも(オーディオコメンタリーは未確認です) --
- LOTRの1作目でも明らかに言ってますね。まあ原作ファンへのサービスかなw --
- LOTRの方は原作から明らかにグワイヒアが助けたことになっていますが、ホビットの方はグワイヒアかどうか不明ですからね。そういう意味ではグワイヒアファンへのサービスだったのかも。 --
- 映画に出てきた蛾は何匹もいるんでしょうか? --
- 映画ではたびたび絶体絶命の危機に現れる都合のいい存在 --
- グワイヒア「こんな事もあろうかと」 --
- ペレンノール野でナズグルと戦ってたけど、どうせならフロド達の方助けてくれりゃあいいのに --
- ペレンノールには出てきません。黒門の戦いの勘違いでは? あと黒門の戦いは、サウロンの目をフロドから反らせるための陽動なので、そこですぐにフロドの所に行ったら意味がないです --
- 映画ホビットの時も「はなれ山」じゃなくて霧降山脈に下ろしてたしなぁ。あぁいう飛行機を登場させたのは数少ないトールキンのミスなのではないでしょうかね。 --
- 映画での説明不足を原作者のせいにするのは如何なものかと。 --
- ホビットでも指輪でもシルマリルでも結構重要な役目を担ってますし、教授はよほど大鷲のモチーフがお気に入りだったのでしょうか。 --
- 世界的に猛禽類は天の使いとして使われるし、そういう背景に則ってじゃないかね? 蛇や龍の敵対者として語られることも多いし、そういった世界的な神話の流れを組んで、その上で付けた設定だと思う。もちろん、純粋に鷲がお気に入りだった可能性もあるけど、やっぱ龍や蛇が悪・闇の象徴とされる本作だけに、文化の流れの視点を重視して入れた可能性が高いと思う --
- なぜ映画では話せない(話さない)設定だったのでしょうか。話さないことで、単なる応援の動物…に一般的には見えてしまう。でもサウロンは話さないほうが良かった気が…。 --
- 喋るとしたら自分の中では日本語版声優は黒田崇矢と決まっているのに肝心の英語版を誰にするべきか思いつかない --
- ソロンドールはめっちゃデカイけど、グワイヒアはどのくらいのサイズだったのだろう --
- 映画の翼開長は9m --
- 原作だと、23mぐらいでしたっけ? --
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