ウェストフォルド†
概要†
解説†
ローハンの領地の一つ。ローハンの国土のうち、白の山脈沿いの西側の地域。北にはウェストエムネトが広がる。
指輪戦争時の領主はエルケンブランドで、角笛城を居城としていた。角笛城の合戦でギャムリングは自らが率いるウェストフォルドの男たちを「ヘルムの家の子(Helmingas)」と呼んでいる。
ウェストフォルドの境について†
『終わらざりし物語』「アイゼンの浅瀬の合戦」の補遺では、ウェストフォルドの北境はファンゴルンの森の縁とアイゼンガルドの壁か、それに近いと述べられている*2。
『unfinished index』及び『終わらざりし物語』索引の説明では、ウェストフォルドはスリヒュルネとエドラスの間の斜面と野原とされている*3。
『Guide to the Names in The Lord of the Rings』では、ウェストフォルドの西境はアイゼン川としている*4。また、この語はローハン語の地名なので訳さずに残すよう指示している。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
西の谷にあるローハンの集落が、
やしろ岡でのローハン軍召集のシーンでは、グリムボルドが「西の谷からは500人」と報告している。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
領域内にはヘルム峡谷から発する奥出での渓流の他にも、白の山脈から発するthe Grimbrookとthe Woodwellという二つの川が流れている。これら三つの河川はローハン谷の東口付近で合流し、速水川(Swiftwater)という大きな川となってウェストエムネトの中央を横断し、エント川に合流している。
グリムスラーデはヘルム峡谷の東に隣接する山麓の地にあるグリムボルドの所領とされ、妻ヒルディス(Hildith)が夫の代理として治めている。
アイゼンの浅瀬の東にはMarton(マルトン)という集落があったが、戦死した城主のグラドスヌ(Gladsunu)の妻アゲルウィン(Agelwyn)が避難民の誘導にあたっている。
コメント†
最新の6件を表示しています。 コメントページを参照